マーラー交響曲第3番 : ゲルギエフ

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GWも終わってしまうなあ。。。今年はカレンダーに恵まれてずいぶん休むことができただけにGWの終わりが格別悲しい。まだ明日が休みとはいえ、心に隙間風が吹いている。まあ、ちょっと大げさか。

昨日からマーラーの交響曲第3番を四種類続けて聴いている。バーンスタイン、ハイティンク、マゼールとすべてそれぞれの旧盤を聴いた後、実に久しぶりにゲルギエフの全集から聞いてみた。

3番はことのほか長いので日頃頻繁には聞かないのだが、こうしてまとめて聴いてみるとそれぞれの演奏の違いが明確で面白かった。旧録でもバーンスタインはバーンスタイン、いつもながらの完全燃焼系、ハイティンクを続けて聴くと実にスマートで端正である。マゼール/ウィーンフィルはある意味バーンスタイン以上に粘っこいがVPOの演奏が素晴らしい。フィナーレの迫力も満点。

この4つの演奏の中でゲルギエフを取り上げるのは、個人的に意外と(というと失礼かもしれないが)良い演奏と思ったから。やはりゲルギエフは謎の指揮者である。

ゲルギエフの3番は非常に単純明快でわかりやすい演奏だと思う。強奏時はテンポが上がり弱奏時は少しゆっくり。いずれにしても必要以上に粘らない。ホールの影響か録音の好みか残響が少ないので全体としてカラッとしている。あまりマーラーらしくないかもしれないがそもそも明るい音楽である第3番はこれくらいで良いと思う。何より良いのはフィナーレ。はっきりくっきりとしたティンパニの連打とともに実に爽快でスピーディ。これ以上前向きなフィナーレは聞いたことがない。元気の出る演奏である。
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