ぐるっと回って元に戻る。

L1030004 (2)

アナログ熱が本格化するきっかけとなったトーレンスのプレーヤーとSMEのSeries IIIの出番が最近ではすっかり減ってしまって、一時はヘッドフォン専用機になっていたのだが、最近になってまた稼働率が高くなった。

というのも久しぶりにオーディオテクニカのAT-F7を装着してみたところ、これが実に良いのである。AT-F7と言えば僕が最初に買ったMC型のカートリッジだが、ほんの短期間、使用した後はもっと高価なMCカートリッジや個性的なMMカートリッジに主役の座を奪われて箪笥の肥やしと化していた。

光カートリッジを導入後、MCトランスの行き場がなくなったのでトーレンスにMCカートリッジを装着しようかと考えたのだが、Series IIIに合うMCカートリッジというとあまり選択肢がない。ほとんど消去法でAT-F7を付けてみたが、これは本当にピタッと合う。明るくて屈託のない実に伸びやかな音がする。周波数のバランスもすごく好みに合う。

321Mk2にSeries IIIを装着した当初にも一時AT-F7を付けて聴いていたが、今思えばその頃はとにかくいろいろなカートリッジを試してみたくてじっくり音を聴くこともなかった。それに、もっと高価なカートリッジならもっと良い音がするだろうと思い込んでいた。ぐるぐるっといろいろ聴いてみて元に戻った感じだ。しばらくはこのカートリッジで行こう。
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1本の糸

ばけぺんさん こんにちは。

1本の糸(紐でもよいのですが)の左端が「良い、好み」で右端が「悪い、好みでない」 としたら当然良い方の右側に片寄ります。しかし左端と右端を繋ぐと その境目が分からなくなります。 単純に機器性能や価格、好みだけではなく 何かのきっかけで 繋がると結局は良いも悪いも無くなってしまう。

別の言い方で良い物の中に悪いものも包括され(逆もあり) それを受け入れる事により良くなる。今回のブログのタイトル、内容を見て そう感じてしまいました。

基準の音

キタサン、こんにちは。コメントありがとうございました。

好みの音を追いかけていたはずなのにいつの間にかぐるぐる回って元に戻りました(笑)。

こういう時に痛感するのは、自分の中に基準となる音を持っていないなあということです。人によっては自分で演奏する楽器の音だったり、人の声だったり、オーケストラのコンサートだったりと様々でしょうが、私は今のところ基準探しの途中です。なので、あっちへフラフラこっちへフラフラなのですが、それがまた楽しかったりするので、しばらくはあれこれ試してみようと思ってます。
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