apogee stage

ApogeeのStageを導入してから約1か月が経過した。故障続きだったESLと違って今のところ快調そのものである。そもそもESLのように電源を必要とするわけではないので、誤ってリボンを傷つけないこととアンプを壊さないことにさえ気を付ければそれほど神経質に扱う必要はなさそうだ。

Stageは背が低いので配置に応じて仰角をつけて設置するのが基本である。後ろの壁からの距離、視聴位置までの距離に応じてどのくらいの角度にするかマニュアルで指定されているのでそれに従ったのだが、部屋が狭いせいか視聴位置が近いせいか、そのままだと音が下から聞こえて違和感がある。しばらく聴いた後、スピーカーブロックを用いて20cm嵩上げした。

低インピーダンスに強いアンプが必要だと聞いていたのでpassのaleph0sというアンプで駆動しているのだが、なるほど音は良いものの、このアンプは驚くほど熱くなる。ウオームアップも必要なので平日の夜にちょっと聴くには不便。ということで、夜のBGM用途としてgenelecを処分せず、スタンドを用いてstageの上から頭を出す格好で真後ろに設置している。

マニュアルにはツィーターの間隔も指定があり、現状、最少の間隔である1.8mで設置している。横の壁までの距離も指定ギリギリ。平行設置することが指定されているので、まったく内振りしていない。視聴位置からの景色は部屋の端に衝立か屏風が置いてあるといった感じで、センターがスカスカになりそうに思うのだが、実際に音楽を聴くと音像は二台のスピーカーの真ん中に見事に定位する。ESL同様、スピーカー背面からは逆位相の音が容赦なく放射されているのでいろんな音が混じってめちゃめちゃになりそうだが、そうはならない。理屈はよくわからないが、結果は素晴らしい。

僕の聴く音楽は8割方オーケストラ物だ。コンサートホールで聴くオーケストラの音は部屋で聴くCDやLPの音より中高音はむしろローファイに聞こえるが、ティンパニや大太鼓の音は文字通り腹に響いて迫力が違う。そういう音を再現するには当然、低音再生能力が問われることになるが、それ以前にそんな音量を遠慮なく出せるかが問題となる。僕の場合は完全に無理である。ということで僕は自分のオーディオにそれほど太い低音は求めない。ESLは低音が出ないとよく言われるが、聴いていて大きな不満はなかった。比較するとstageはさらに低音の量感がある。現在の環境でこれ以上は不要と思っている。

リボン型のスピーカーというのは初めて使用した。見た目からすると硬い金属的な音がしそうなものだが、実際にはそんなこともなく、弦楽器の柔らかな音も問題なく再現する。一つだけ気になるのはボーカルを聴いている時のサ行の音。音源と再生チャネルによってたまに少し音がキツい。ただ、常に気になるわけではないので、ケーブルや機器の組み合わせでなんとかできそうだ。とにかくようやくこれでしばらく落ち着いて聴けそうである。
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