オーディオデザイン HAS-3L

複数のアンプでスピーカーを鳴らすために、ラックスマンのアンプ・スピーカーセレクターを持っていたことがある。スピーカーケーブルをたくさん繋いで切り替えるタイプのもので、音質劣化が心配だったので一番上級機種を使ったのだが、それでもセレクターなしで直結するのに比べていくぶん音が曇った。気のせいかも知れないが、ひとたびそう感じると使っていられず売ってしまった。

現状、一つのパワーアンプに複数のプリアンプがあるので、プリアウトのラインを適宜繋ぎ変えながら聴いていたのだが結構面倒。上記のとおりセレクターにはあまり良い印象がなかったが、ラインセレクターならどうかと思い購入したのがオーディオデザイン社のHAS-3L。

HAS-3Front640.jpg

ご覧のとおり、かなりシンプルなデザイン。ラインセレクターは同社が最初に手掛けた製品だけにウェブサイトを見てもそのクオリティにはかなりの自信を感じる。実際に買おうと思ってわかったが、同社の製品を取り扱っている店は結構少ない。特にネットショッピングとなると直販以外はほとんど見かけない。今回、僕は秋葉原のお店からネットで購入した。

到着した製品を見るとシンプルながら非常に品位の高い造りである。端子もしっかりしているし、全体に重みがあるので取り扱い易い。特筆すべきはセレクターつまみで、重すぎず軽すぎず絶妙なトルクで回る。ガリガリした感じが全然ないので安心感がある。切り替え時のノイズみたいなものも皆無。

肝心の音だが、このラインセレクターを経由することに伴う音質の劣化は自分には感知できなかった。入力切替のあるパワーアンプと実質変わらないのだから当然かもしれないが、利便性の向上と引き換えに微妙な音の変化を覚悟していただけに結果はとても満足のいくものであった。入力が三つ選べるので、今は、真空管プリ、半導体プリ、DAC直結の三択で楽しんでいる。
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