チャイコフスキー交響曲第4番 : ロストロポーヴィチ

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指揮者としてのロストロポーヴィチはチェリストとしてのロストロポーヴィチほど評価が高くないが、その豪快で明快な演奏が僕は好きだ。チャイコフスキーの4番は亡命からほどない76年にロンドンフィルと録音されたもの。まだぎりぎり40代の頃の指揮だがすでに指揮者として完成された安定感を感じさせる演奏。ムラヴィンスキーのような厳しさはないが、とても良い演奏だと思った。

それにしても政治的理由でロストロポーヴィチほどの音楽家の演奏をすべて禁止してしまうのだから一党独裁国家というのは恐ろしい。亡命してからもペレストロイカでソ連が崩壊するまでの間は常にどこかで身の危険を感じていたことだろう。敵国アメリカのそれもワシントン・ナショナルフィルの常任を務めていたというのが暗示的である。
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