The Great Jazz Trio at the Village Vanguard

61YVHBOtGrL.jpg

U18日本代表がちょうど今、米国代表との間で決勝戦を行っている。あいにくの天気で試合開始が遅れたらしく、これまでの試合や1年生ながら4番を務める早実の清宮選手の甲子園での活躍を振り返ったりしていた。日本代表のあまりの強さに急きょテレビ中継されることになったようだ。テレビ観戦しようかとも思ったが、僕が応援するとそのチームが負けることが多い気がするので見ないことにした。がんばれ日本!

その代わり、ジャケット写真がレッドソックスのピッチャーというこのアルバムを先週買ったので、野球つながりで聴いてみた。僕はトリオのこともハンク・ジョーンズのこともアルバムのことも何にも知らなかったので、一切の先入観なしで聴き始めたところ、冒頭のバスドラ一発で椅子から飛び上がった。まあ、飛び上がりこそしなかったが、けっこう驚いた。ピアノトリオというにはかなりアンバランスなヴォリュームでドラムが鳴っている。演奏も曲も良いが、このドラムの迫力だけでもオーディオ的楽しみが尽きないアルバムである。

レコードを聴きながら、アルバムやトリオのこと、それにハンク・ジョーンズのことを調べてみた。すると、有名なトリオの代表作の一枚として有名なアルバムであることがわかった。アメリカのジャズメンによるVillage Vanguardでのライブだが、日本のレーベルに録音されたことも知った。そういうこともあるんだとちょっと意外だった。70年代後半にはこうした正統派のジャズはだんだん衰退して、オーセンティックなジャズを最も愛したのは日本人だったのかもしれない。

しかしなぜメジャーリーグの写真なのだろう?野球の写真が使われていることに疑問を持つ人はいるようだが、ストレートな答えは見つけられなかった。90歳を迎えたハンク・ジョーンズにインタビューした記事でもそのことについて触れているが、ハンク・ジョーンズ自身はジャケット写真にほとんど興味がなさそうである。謎めいていてなかなか面白い。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

先祖がえり

ばけぺんさん こんばんは。

ベテランピアニストのハンク・ジョーンズを敢えて選んだのは天才ドラマーのトニー・ウィリアムスの発案からだそうです。そしてベースはマイルスコンポのロン・カーターそしてその天才ドラマーのトリオの演奏は かなり熱いものになったようですね。


日本のレーベル イースト・ウィンドーは設立されてからこの時は2年目ぐらいでフュージョン熱が盛んになっていたこの頃 軽いスムーズなジャズが日本でも浸透してきていました。そういう中 本場アメリカのもっともジャズらしいハード・バップを熱望していたのだと思います。ジャケットもアメリカらしい?野球の構図を選んだのかなと思いました。

後半は私の推測です(笑) 失礼しました。

キタサン、こんにちは。

こんにちは。コメントありがとうございました。返信がすっかり遅れてしまい、すいません。

なるほど、ハンク・ジョーンズが声をかけて始まったわけではないのですね。トニー・ウィリアムズさんのドラム、すごい圧力です。ウーファーが破れそうな感じ(笑)。

このアルバム、海外のアルバム評を見ても非常に評価が高いですが、そういうアルバムを日本のレーベルが企画販売したというのはなんだかうれしい出来事に感じます。なるほど、古き良きアメリカの代表としてメジャーリーグが選ばれたのでしょうか。自分的にはすごく意外な感じがしたのですが、そう考えればおかしくないですね。いずれにしても当たりのアルバムでした!
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク