チャイコフスキー交響曲第4番 : セル

月曜日の午後からシンガポールに出張して昨日の夜帰国した。そろそろ日本も寒くなってきたが7時間のフライトの後は常夏の国。なるほどジェットウェイと飛行機の間のわずかの隙間から吹き込む風は生暖かく、ワイシャツに薄手のセーターを着た僕はまったく間抜けな恰好だったが、ミーティング中はこれもまたいつもの通り外国人の体感温度に合わせてエアコンは超きつめ。おそらく10度台に設定していると思うが一日中ミーティングに出席しているとジャケットにセーターは必須なのだ。同じアジア系でも同様の環境にいつもさらされている東南アジアからの出席者は半袖でどうということもなさそうなので人種的な問題でもなく要は慣れのようである。

シンガポールに行ったというのに訪れたのは会議場所となったホテルだけという実に寂しいミーティングが終わり、帰りのシンガポール航空便の中で「Mission Impossible」を観た。と言っても、トム・クルーズの映画ではなく、日本では「スパイ大作戦」という名前で放送されたテレビシリーズである。出演者の顔ぶれからすると最初のシリーズ。見始めるとこれが実に面白い。一話50分くらいだったが一気に6回分見てしまった。60年代後半の放送だが、今見ると緊迫のシーンも実にのどか。当時はスパイも今に比べて仕事が楽だったに違いない(笑)。

閑話休題。セルとチャイコフスキーというのはあんまりピンと来ない組み合わせであるが「レコード社」で中古レコードを見つけて買ってみた。クリーブランド管ではなくLSOとの演奏だが、これがまた良い演奏である。もちろん、ムラヴィンスキーのような緊張もカラヤンのような壮麗さもない。しかし、見事に均整の取れた磨き抜かれた演奏が聴ける。小気味の良いテンポも素晴らしい。第2楽章なんて結構なスピードだし、意外なほど力強い演奏だが、同時に弦楽器も木管もとっても美しい音色で楽しませてくれる。やっぱりこの人は卓越した指揮者だと再確認。名盤。
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見てみたい昔の「スパイ大作戦」

ばけぺんさん、おはようございます。
セルとチャイコフスキー、確かに録音盤は少ないですねぇ~。今回の4番、是非聴きたかったのですがNMLやApple Music、図書館にもなくて残念です。
海外出張でとんぼ返りとは大変でしたね。私も仕事では沖縄以外、日本中あちこちに行きましたが仲間と居酒屋でワイワイやるのが関の山。観光はほぼ出来ませんでした。
テレビシリーズの「スパイ大作戦」、懐かしいなぁ。子供の頃、よく観ていました。<当時はスパイも今に比べて仕事が楽だったに違いない>、ハハハ、でも当時は当時なりに大変だったと思いますよ。^_^

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

セルが指揮したチャイコフスキーの交響曲は4番の他に5番もあるみたいです。4番が良かったので5番も興味が沸きます。ダウンロードサービスや図書館にもないとは、セルとイメージが合わないのであんまり人気がないんでしょうか。少なくとも4番はとても良い演奏だったので残念ですね。

「スパイ大作戦」、リアルタイムでご覧になってたんですね。ストーリーは今見ても良くできていて次々見てしまいました。あの音楽も含めてとても面白い作品ですね。スパイものとはいえ、アクションは控え目、人もむやみやたらに死んだりしないし、視聴後も心に優しい良いドラマだと思いました。
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