Shure M44-7

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TD124にはノイズの問題があって装着できなかったShureのM44-7だが、せっかく買ったのに出番がないのはもったいないのでラックスマンのPD444に装着した。今までPD444のアームには2本ともMCカートリッジを付けていたが、イケダのアームをSAECに取り替えてそっち側をMM専用にすることとした。

PD444にはフォノケーブルのセレクターが付いていて使用するアームを本体で切り替えることができるのだが、RCAプラグの間隔が狭いのと増幅前のフォノケーブルをセレクターに繋ぐのが不安で僕はこれを使用せず、フォノケーブルはそれぞれのアームから直接フォノイコに繋いでいる。SAEC側のケーブルをフォノイコに繋いでM44-7を付けるとなんとこっちもTD124と同様のノイズが入る。イケダのアームにMMカートリッジを付けてもノイズは皆無だったのだが。。この違いはアームの造り方によるものなのだろうか。

アームをイケダに戻すかしばし迷ったが、その前に(アームからのアースに加えて)PD444のセレクターに付いているグラウンド端子からフォノイコにアースを落としてみることにした。すると見事にノイズは消滅。正直、原理は完全に理解していないが、結果良ければすべて良しとしよう。(ちなみにこの試行錯誤をする前にShureの場合ライトグラウンド(緑)のピンに付いている金属プレートを外してみたのだが、むしろノイズはひどくなった。)

とにもかくにもようやくM44-7である。M44-Gと並んでDJ御用達のカートリッジだが、このカートリッジが登場したのはスクラッチの存在しない時代なのでもともとはれっきとした音楽鑑賞用ステレオカートリッジである。とはいえ、このカートリッジを音楽鑑賞用に使用している人の数は少数だろう。それも日本に集中しているのではなかろうか。英語でM44-7を検索してもDJ関連以外ほとんどヒットしないし、音楽鑑賞用にはもっと安くて良いカートリッジがあるので薦めないと明記するサイトもある。

ところがM44-Gもそうだったが、このカートリッジ聴いてみると実に良い音がするのだ。まず出力が通常のカートリッジに比べてかなり大きいので音が強い。よく言われるように低音は太い。高音はShureらしく華やかである。周波数特性みたいなもので比較したら大したことないだろうが、そんなこと関係ないって感じ。上から下まですっきり伸びきった高性能MCカートリッジとはそもそも勝負している土俵が違う。M44-Gも同傾向だがM44-7の方がより一層表情が濃い。

僕がアナログを初めてから約2年経つが、その間にもアナログ関連製品の価格、特にカートリッジの価格はどんどん高くなってしまっている。オーディオテクニカが発売した最新のMMカートリッジの定価なんて10万円近い。個人的にはそんな高いMMカートリッジいらない。それに比べてM44-7はカモメマークのオリジナルにこだわらなければ実売価格7~8,000円くらいで手に入る。世界中のDJのおかげでまだしばらく製造販売は続くだろうし、交換針も互換針も含めて豊富。一生分の交換針買っておこうかと思うくらいである。
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ばけぺんさん こんばんは。

本日2度目のコメントです(笑)

そうなんです このM44-7優れものですよ~

出力が高いので力強さがMCとはかなり違います。現在このカートリッジ一つでモノラルとステレオ両方再生してますが どちらも遜色なしに再生出来ています。

SPUのCG25Diはもう一台に付けてモノラル用として再生はしていますが これはこれで良いのですが カートリッジはこの2つで後はもう必要としなくなるかもしれません(笑)

キタサン、こんばんは。

こんばんは。こちらにもコメントありがとうございました。返信が遅れましてすいません。

やっぱり出力が大きいのが良いんですかねえ。何を聴いても存在感溢れる音がします。このカートリッジ、モノラル使いされる方も多いみたいですね。

個体差だと思いますが、M44-Gでは音が潰れてしまった「Time Out」の1曲目もM44-7はうまく再生できました。針は日本製の互換針の方が精度が高いらしいので一つ買って試してみようと思います。
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