ドヴォルザーク弦楽四重奏曲「アメリカ」 : ブダペスト弦楽四重奏団

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今日は比較的良い天気の一日だったが、午後になってかなり冷え込んできた。予報では明日の午後はまた雪らしい。日曜日はゴルフの予定があるのだが、果たして大丈夫だろうか。天気は回復するようだが積雪次第だなあ。

今日は終日東京勤務だったので久しぶりに「レコード社」に立ち寄ってあれこれレコードを物色してきた。新入荷の棚で発見したのがブダペスト弦楽四重奏団の演奏によるドヴォルザークの「アメリカ」と弦楽五重奏曲のLP。先日、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴いて感動したところなので興味を惹かれて購入。帯には「ブダペスト最後の録音」とある。ブダペスト弦楽四重奏団が活動を終えたのが68年でこの演奏は65年の録音。ちなみに4チャンネル録音である。

ベートーヴェンの演奏に聴くブダペスト弦楽四重奏団の厳格な演奏からはあまりドヴォルザークの曲との親和性を感じなかったが、ジャケット裏の解説によれば録音当時のメンバーはみなスラブ系だしヨーロッパからアメリカに渡って活躍したことを考えれば「アメリカ」は彼らにぴったりの曲とも言える。

ところが、ジャケット写真を拝借しようと思ってこの演奏のことを検索してみたのだが、これがびっくりするほど情報がない。レーベルも奏者も曲もメジャーなのにここまで情報がないのはほとんど初体験である。もしかしたら演奏がイマイチなのかなあ。

早速「アメリカ」を聴いてみた。そして反省。また不届きなことを考えてしまった。ドヴォルザークでもブダペストはブダペストであった。とっても真面目で誠実な演奏である。ベートーヴェンほどではないが、きりりと引き締まった音でしっかりとした造形の音楽を奏でている。哀愁を帯びた旋律も過度の感情を排して演奏するので泣きの要素は少ない。でも気高くて良い演奏だと思った。
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 ブダペスト四重奏団に「アメリカ」の録音があることは全く知らず、記事を読ませていただいて、初めて知りました。とても興味深く思います。書かれた文章から、どんな演奏だか想像できるような気がしています。ブダペストならではの演奏なのですね。
 レコード社は懐かしいです。私も何度か上京した折に立ち寄ったことがあります。「えさ箱」からLP盤を一枚一枚取り出し、見ては入れ、入れては見る、あの感覚。それも遠い昔の懐かしい思い出となっていますね。
 またLPを聴く生活に戻りたいと思うようになりました。
 今日も、佳い記事、ありがとうございます。

おはようございます。

バルビさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

あまり室内楽のことを知らないのでブダペストQの演奏ということで何気なしに買ったのですが、今となっては忘れられた存在の演奏みたいです。なかなか味わい深い演奏でした。

自宅にいながらワンクリックでなんでも買える時代ですが、レコード独特の匂いを感じつつジャケットを取り出してアルバムを選ぶのは、それ自体が格別の楽しみです。昔はどこにでもそういうお店があったんですけどねぇ。
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