ショスタコーヴィチ交響曲第10番 : インバル

857.jpg

インバルは若い頃すでにフランクフルト放送響と組んでブルックナーとマーラー、さらにウィーン響と組んでショスタコーヴィチの交響曲全集を録音している。大曲目白押しのこの3人の交響曲全集をすべて録音した指揮者というだけでも珍しい(というか唯一ではなかろうか。(とこの記事を書いた時に思ったのだが、ハイティンクもそうだった。。))というのに、都響とチェコフィルを指揮して再度マーラー全集を録音した上、最近、都響単独で実に3回目の全集を完成した。都響とはブルックナーの交響曲も録音を重ねているし、実に精力的である。

都響とのショスタコーヴィチは4番の演奏がレコードアカデミー賞を受賞するなど高い評価を受けている。4番はウィーン響との演奏を持っていて気に入っているものだからまだ都響との演奏は聴いたことがなかった。が、今日、都響との10番を聴いたところ、これが確かに優れた演奏だったので、近々、4番も買おうと思う。

先に結論を書いてしまったが、都響とインバルの演奏はこの曲の魅力を余すところなく存分に描き出している。この演奏に聴く都響の技術の高さにも驚かされた。指揮者の指示に一糸乱れることなく万全のアンサンブルで対応している。正直、こんなに上手なオーケストラだったとは知らなかった。ダイレクトカット盤を販売したり同じ演奏のワンマイク録音盤を併売したりとオーディオ的なところに強いこだわりを持つExtonレーベルだけに録音も素晴らしい。これは名盤である。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

インバルさん、中々良いですね~

いやぁ~都響って本当にレベル高いですね。都響/インバルの録音盤は魅力的なのが多いですね。私もブルックナー6番とショスタコ5番をExtonのライヴ録音盤で聴きましたが音質が良いですね。それに演奏も完璧な出来だと思います。

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

この録音を聴いて日本のオーケストラは下手とか音楽性に乏しいなんて批判はまったく当たらないと思いました。インバルとのコンビは相性バッチリだったようですね。ブルックナーとマーラーも聴きたくなりました。
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク