やっぱり相性が大切。

DSC_9519 (2)

先日からORBEに装着したOrigin LiveのSilver Mk3Aトーンアーム。エージングも兼ねてここのところはずっとこの組合せでレコードを聴いている。そろそろ一週間になろうとしているのだが、音がどう変化したかと聞かれると答えはまったく心許ない。この製品に限らず僕はエージング効果というものに鈍感で、聴き続けているうちに最初の頃の音はすっかり忘れてしまうのだ。

エージングによる音の変化についてはなんとも言えないのだが、実はアームを交換した直後から、今まで装着していたどのSME製アームの時よりもOrigin Liveとのコンビの方が音が良いと感じている。

と言っても、Origin Liveの方がSMEより音が良いとか、だからSMEよりRegaの方が優れていると言った乱暴な話ではなくて、あくまで我が家のORBEに装着して僕が常用するカートリッジを取り付けた場合の比較である。結局、システム全体としての相性が良いのだと思う。

Michell EngineeringのホームページでORBE SEを見るとアームはSMEのSeriesVが装着されている。と言うことからして、MichellはSeriesVをORBEの推奨アームの一つと考えていると判断して良いだろう。そうでなければホームページに写真を載せるとは思えない。だが、実際にVと印加方式を除いて同スペックのSeriesIVを装着してみると、水平を保つためにはアーム側のスプリングをかなり巻き上げる必要がある。実用に支障はないものの、少々重すぎるかなぁという感じなのだ。比較して200g軽いSilver MK3Aはジャストフィットで装着できる。

マグネシウム製パイプのSeries IVは響きがコントロールされていて味付けなしでカートリッジの音を引き出す一方、アルミ製パイプにダンプ材のSilver MK3Aはほんの少し響きが乗る。3009S2はもっと響きで聴かせる感じ。僕は、多少響きがある方が好みなので、この点でもOrigin Liveには満足である。

DSC_9528 (2)

これはとても良い買い物だったかも。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

3009s2

smeのアームより良かったという話。
3009s2との比較ですよね? s3でなく。

当然というか。

やっぱりs2は過去のモデルだ。
構成を見れば一目瞭然。

こういう、後部に大きなマスをぶら下げたアームは、
進化の過程で「こういう歴史を辿りました」という経過の一こま。
それは、現代のアームからふり返れば事実としか言いようがない。

s2のような実績があるアームを「過去の遺物」と切り捨てるのは
語弊が多い。もちろんひと言で表せないものを持っているのは
自明の話として。

全体のひ弱な構成
開放軸受の問題
重量物の分散

等々、多くの欠点が目立つ。

ブログマスターのアーム遍歴を読んでいて、
s2を使うというのは、正直考えられないと思っていました。

私はsmeなら、s2 IMPROVEDとs3以外は考えられない。
s4以降は、一般的なオーディオファイルの対象から外れいてるので。
価格的にも、入手性でも。

ぜひs2 IMPROVEDを試して欲しい。

古いアーム

suomiさん、こちらにもコメントありがとうございました。

本文、読み返すとちょっと端折ってしまったかもしれません。ORBEとの組み合わせにおいて、(メーカー推奨ではあるものの、実際使ってみると)Series4は自重が重すぎるのではないかという思いが強く、S3はこの時点でMCカートリッジの使用がメインだったため相性良好でなく、S2はどっちつかずということで、結果として僕にはOligine Liveの方がしっくりきました。サスペンション方式でないプレーヤーだったり、ハイコンプライアンスカートリッジ使用だったら結論はまた違うと思います。

それにしても、SMEに限らず往年のアームは中古で入手するしかないのですが、サエクしかり、FRしかり、オーディオクラフトしかり、いずれも本来の性能を維持しているのかという点が大きな問題です。僕はいろいろ手を出したのですが、Series4以外は新品購入したアームに落ち着いています。古いアームの本当の性能が新品アームに劣るかどうかは僕にはよくわかりません。ただ、整備不足で実力を発揮できない可能性は大きいと思います。

使わなくなったアームはほぼ売却しましたが、S2は見目麗しいので今も所有して、たまにTD124に装着しています。Improvedは毀誉褒貶相半ばですが、その洗練された姿形、ローマス・ハイコンプライアンスカートリッジに特化した機能美に憧れます。いつか手に入れて使ってみたいですね。
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク