ブラームス交響曲第1番 : ズヴェーデン

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ブルックナーの交響曲で他の指揮者とは一味違う演奏を聴かせてくれたズヴェーデンのブラームス交響曲全集を購入した。3枚組で990円である。「安い!」と思って買ったが、最近の大物ボックスセットの価格を考えると一枚330円というのも驚きには値しないか。。「三つ子の魂百まで」でいつまでたってもCDの価格破壊についていけない。

2018年にはNYPの音楽監督になるというズヴェーデンを初めて知ったのは、エクストンから発売されている上記のブルックナーなので今から7~8年前になるだろうか。てっきりその辺りで彗星のごとく現れたとおもっていたので、このブラームスは最近の録音かと思ったらさにあらず。こちらの完成は2002年なのでブルックナーよりずっと早い。ブルックナーでも共演し、2005年からは首席指揮者を務めたオランダ放送フィルと2番、それ以外はネーデルランドフィルと録音している。すべて、この頃にはすでに珍しくなってしまったセッション録音である。

この人のブルックナーの感じからすると良いに違いないと思ったのは2番、逆に、想像がつかないと思ったのが1番だった。どっちにしようかちょっと迷ったうえでまずは1番を聴いてみた。

ズヴェーデンはブルックナー、特に「ロマンティック」の印象が強すぎて、ブラームスもかなり呼吸の深い、ゆったりとしたテンポを想定していたのだが、第1番の冒頭は予想を完全に裏切られた。どちらかと言えば快速と言っていいテンポで始まる。冒頭以降は少しテンポが落ち着いてくるが、全体としてこれは若々しくすがすがしいブラームスである。セッション録音なのに実演のような勢いを感じるところが良い。ネーデルランドフィル (オランダフィル) はこの録音の他に聞いたことがないが、ドイツ系オーケストラによくある暗くて重い音色とは違って軽やかで明るい音がする。ホールトーン多めの録音で各楽器が程よくブレンドされている。
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