ELAC Debut B5

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ここ何週間か仕事が忙しい。あちこち出張はあるし、海外からゲストが来たり、毎月の売上のことで頭を悩ますだけでも十分なところにいろいろな行事が割り込んでくるので結構へとへとである。しばらくブログの更新も滞ってしまった。

そう言いながらもちょっとした時間を見つけては音楽を聴いたり、部屋のレイアウトを変えたりして気分転換をしている。その一環ではないが、ちょっと気になるスピーカーを試してみた。

ELACから発売されたDebut B5というスピーカー。ELACのスピーカーラインアップで一番エントリークラスの中でも一番小さい製品である。このスピーカーはTADにいた有名なアメリカ人デザイナーがパイオニアのオーディオ事業売却に伴ってELACに移籍した第一弾の作品群の一つ。この人がパイオニア時代に設計したエントリークラスのスピーカーはアメリカではことのほか評価が高く、日本にもアマゾンから直輸入できるのでいつか買おうと思っていた。そこにこのスピーカーが新しく出てきたのでこっちを買った次第である。ペアで229ドル。中国で造ったものをわざわざカリフォルニア経由で買うというのも変な話であるが。。

一週間ばかりして昨日スピーカーが届いた。ペアで横長の段ボール一箱に入っている。スピーカーが軽いこともあって包装は実にシンプル。地球を一周以上してきたわけだが、箱の痛みもほぼなく中身は無事だった。ブックシェルフは長らく使っていなかったので、物置にしまってあった高さ50cmのスタンドに載せてとりあえず音を出してみる。

う~む。

いやあ、正直、恐れ入った。

B5の横20cm、縦30cmあまりと言うサイズは最近のブックシェルフでは最小クラスではないが、奥行きが20cm強と短いのでとてもコンパクトである。それなのにこの低音の量は13.5cm径のウーファーとはとても思えない。小型のバスレフで低音の量が多いとなると安物にありがちなドンシャリを連想してしまうが、案に反して高音がとても落ち着いている。結果として腰の低い音である。ホームシアターを念頭に置いたラインアップなのでトールボーイもサブウーファーも用意されているが、8畳間くらいまでの部屋ならB5だけで十二分の音量と低音が出せる。すごいコストパフォーマンスである。

このクラスにはダリやB&Wをはじめとしてたくさんのメーカーが廉価で良質なスピーカーを出しているようだし、僕はそれらを一切聞いたことがないのでB5のパフォーマンスが市場の中でどんな位置づけなのかはわからないが、少なくとも、あらためてオーディオ機器の価格について考えさせられてしまった。音楽を楽しむにはこれで十分ではなかろうか。加えてこれなら狭い部屋もすっきりである。
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ばけぺんさん こんばんは。

アンドリュー・ジョーンズがエラックに移籍したんですね~知りませんでした。

私もエラックのスピーカーは使った事がありますが どちらかと言うとジェットツィーターからなら高音がとても綺麗な印象を受けていました。それでいて結構低い音もでるんですよね。

今までのエラック製品と少し違う感じのようですね?

興味深い記事でした。ありがとうございます。

キタサン、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。返信がすっかり遅くなってしまってごめんなさい。

アンドリュー・ジョーンズ、ご存知でしたか。さすがですね!

私はエラックのスピーカーは一度試聴したことがあるだけです。たぶん、330シリーズ(ウーファーの部分のキャビネットが膨らんだやつです。)でしたが、確かに高域が繊細で綺麗だった記憶があります。ただ、その時は試聴環境のせいか、低音はかなり薄く感じました。

一度きりの体験ですので確たることは言えないのですが、Debut B5はその時の印象に比べてだいぶ腰が低くて音が太いです。音楽を楽しめるスピーカーだと思います。
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