マーラー交響曲第6番 : ショルティ

マーラーの交響曲の中で僕が一番好きなのは第9番だが、その次に好きな曲はというと結構悩む。2番、3番、5番、6番当たりが甲乙つけがたく、続いて1番、7番、ちょっと離れて4番、8番、かなり離れて大地の歌という感じか。要するに歌物はあまり好きではないということかもしれない。2番、3番にも歌は含まれているが、いずれも全体の中では大きな割合を占めているわけではないし。

自分的に第二位グループの中では2番と6番が鼻差でリードしている。そしてこの両曲に関してはやはりショルティの演奏が一番だと思う。

去年、発売された交響曲第6番を購入した。ルビジウムカッティングがうたい文句になっている。

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この曲の演奏を収めたCDも本当にたくさんの種類がある。もちろん全部聴いたわけではないが、第一楽章冒頭で低弦がリズムを刻むところから、ショルティの演奏が好きになってしまうと他に替えがない。ショルティ盤は非常に激しいリズムで始まる。この部分をもう少し引き摺るように意味深に刻んでいく演奏はけっこうあるのだが、緊張感が足りない気がしてしまう。その中ではセルの演奏がなかなか良いのだが、録音が今ひとつの上、かなり入手しずらい。

第二楽章以降も非常に厳しい表情の演奏だ。よく筋肉質の演奏と書かれているが、この演奏については確かに当たっていると思う。同時に第三楽章の演奏は美しい。第四楽章は最初から最後までこれまた激しい演奏である。最後にティンパニが全曲を通じたモチーフを叩いて終わるがここでのティンパニも力一杯だ。聴き終わるとこっちも疲れている。。。

ちなみにルビジウムカッティングの効果がどれほどかは別として、実売価格1,000円を切る廉価版CDとしては録音も不満なし。お薦めだ。
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