シェーンベルク「浄められた夜」 : カラヤン

994.jpg

カラヤンの指揮するマーラーの9番にはスタジオ録音とライブ録音の二種存在するが、僕は先に録音されたスタジオ録音の方が好み。で、僕が持っているスタジオ録音のCDには余白にシェーンベルクの「浄められた夜」が収められている。

久しぶりにカラヤンの9番を聴いてやっぱり素晴らしい演奏だなあと思った。どの楽章も良い演奏だが、特に終楽章の深々とした美しい演奏は何度聞いても感動モノだ。

いつもはそこでCDを止めてしまうのだが、今日はなんとなくそのまま聴き続けた。この演奏は新ウィーン学派の管弦楽曲集をまとめて録音した中の一つであり、これまでも何度か聴いたことがあるのだが、今の部屋に引っ越してきてからは初めてだ。

僕の場合、「浄められた夜」はこの曲を初めて聴いた時のブーレーズ盤がデファクトスタンダードになっているので、比較してカラヤン盤は特に低音部分が多少肥大している嫌いはあるものの、ヴァイオリンの磨き抜かれた美しさはちょっと比類がない。弦楽器が混然一体となって押し寄せる迫力と弱音時の妖しい音色は実に魅力的である。ホールトーンを適度に含んだ録音も演奏にぴったり。なるほどこれは名盤だ。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク