ショスタコーヴィチ交響曲第10番 : ネルソンス

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今週は韓国出張で昨日の夜遅く帰国した。今までお隣の国なのに韓国に出張に行く機会はほとんどなかったのだが、今年は先月に続いて2か月連続のソウル滞在となった。先月初めに訪れた時にはまだかなり寒かったのだが、今回はソウルもかなり暖かくなっていて気温は東京とほとんど変わらない。

相変わらず現地に行っても終日打合せだのミーティングだのと日程が詰まっていて残念ながら観光する時間はぜんぜんないのだが、ソウルの中心地で食事をする機会があったので、少なくとも今回は建物の外に出ることができた(笑)。韓国らしく焼肉だったのだが、お肉は文句なしに美味しい。一緒に出てきた日本で言えば味噌汁のような辛いスープは味は良いのだが、独特の臭いが僕はダメだった。

昨日の夜、無事に日程を終了して金浦空港から帰りのフライトに乗った。フライト時間は2時間足らずなので九州に出張するのと変わらないが、一応国際線なので食事が出る。食べながら何気なく聴いたのがこのCDだった。

飛行機の中なので終始エンジンノイズが聞こえるし機内備え付けのヘッドフォンで聞いた感想である。ノイズキャンセリングもなかったのでディテールは聞き取れない。そういう劣悪な環境をものともせず、この演奏は圧倒的に説得力があった。

ネルソンスはまだまだ若いにもかかわらずすでにバーミンガム市響を経てボストン響の音楽監督を務めているし、シャイーの後を継いでゲバントハウスの楽長就任が決まっているくらいだから実力者であることは間違いない。名前も知っていたがこの人の録音をじっくり聞いたのは初めてである。

何が良いかと言うと一口で言い表すのが難しいのだが、まずははっきりとメリハリのついた音楽の造り方が良い。陰影のつけ方が鮮やかでこの曲の多面性を非常にうまく表現している。テンポの取り方も秀逸。いたずらに速くもなく、それでいて弛んだところもない。この演奏ではボストン響の演奏も見事である。機内では弱音が聞こえなかったので最後まで気づかなかったが、ライブ録音とは思えないほど完成度の高いアンサンブルである。演奏終了後、熱狂的な喝采が収録されているがさもありなん。これを実演で聞いたら興奮するだろう。

自宅でもう一度聞いてみたいので先ほどネットでCDを購入した。届くのが楽しみである。
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