マーラー交響曲第9番 : ドホナーニ

最近、クリストフ・フォン・ドホナーニの名前をすっかり聞かなくなった。あまり新しいCDが出てないのかな。90年代後半までは結構メジャーだったような気がするが。

ドホナーニのマーラーは現役盤として1番、5番、6番が入手可能。加えて、タワーレコード限定でこの9番の録音が販売されているようだ。録音の順番は必ずしも指揮者の得意曲の順番ではないだろうが、この選曲を見ただけで僕の嗜好にはぴったり合いそうだ。

とはいえ、大好きなだけに9番のCDは買い漁ってきたが、最近、「これこれ!」と思える演奏に当たっていなかったので期待半分くらいの気持ちで購入した。

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演奏は◎だ。すっきりと均整がとれた演奏だ。小さくまとまっているわけではなく、弱音から強音までダイナミクスは大きい。が、最強音時にも破たんせず、十分にコントロールされている。よく考え、おそらく十分に訓練された演奏だと思う。

系列でいえばショルティやレヴァインに通ずるような、あるいは、あまり感情移入の激しくない演奏と言うこともできるかもしれない。この曲にどんな音を求めるか、聞き手によって好みが大きく分かれる曲だけに、この演奏がぜんぜんダメという人も多いかもしれない。

僕的には久しぶりに満足の9番である。
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