ブラームス交響曲第1番 : バルビローリ

barbirollibrahms.jpg

シベリウスに続いてバルビローリのブラームス交響曲全集を入手。オケはウィーン・フィル。バルビローリのブラームスを聴くのはまったく初めてである。番号順に1番から聴いたのだが、じっくりとしたテンポで丁寧にオーケストラを歌わせる素晴らしい演奏だった。

ブラームスは古典派とロマン派の間に位置する作曲家だからか、ベルグルンドやシャイーのようにどちらかと言うと古典的、室内楽的にアプローチする演奏から、ベートーヴェンの正統的後継者として厳格に演奏するもの、さらにはバーンスタインのVPOライブのようにすこぶるロマンティックに演奏するものまでいろいろな演奏があるが、バルビローリの演奏はかなりロマンティックに感じた。と言っても大袈裟な身振りやわざとらしい演出はないところが良い。

それにしても昨日聴いたシューリヒトとのブルックナーもそうだったのだが、60年代のVPOの響きは素晴らしいなあ。これは後になって無くなってしまったのだろうか。それとも録音技術の進歩が必ずしも良い方向に向かっていないのだろうか。いずれにしてもこの演奏に聴くVPOの音は素晴らしい。BPO同様、VPOもバルビローリに感銘を受けたということだから、指揮者への尊敬と信頼がより一層演奏を輝かせているのかもしれない。世評に高い2番や4番を聴くのが楽しみだ。名演である。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク