バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番 : ストコフスキー

stokowskibach.jpg

今日はストコフスキーのコロンビア/ステレオ録音のをまとめたボックスセットからバッハのCDを聴いた。このボックスセットはしばらく前に購入したのだが、先日、紹介したグールドとの「皇帝」を含めて10枚のCDが収められている。録音が古い順に並んでいるようだが、最初の2枚はストコフスキーが20年ぶりにフィラデルフィア管弦楽団と共演した際に録音されたものである。(もう一枚はファリャとワグナー。)

ストコフスキーのバッハと言うとディズニーの「ファンタジア」で使われた「トッカータとフーガ」を思い出す。なので、このブランデンブルク協奏曲もてっきりストコフスキー編曲バージョンかと思ったのだが、そうではなくて原曲である(と思う(笑)。)。

原曲を演奏しているとはいえ、最近聴いたホグウッド/エンシェント室内管弦楽団のブランデンブルク協奏曲とは相当趣を異にする。ここに聞くフィラデルフィア管弦楽団はおそらくフルサイズの編成ではないと思うのだが、それでも響きは厚くなんとも暖かい。弦楽器は艶やか、木管の響きも豊かだし、チェンバロもキラキラしている。この心地よさは抗いがたい。どちらが多くの聴衆の心を打つかと言えば間違いなくストコフスキーの演奏だと思う。併録されたコラール前奏曲はストコフスキー編曲のもので、こちらも非常に良い演奏。一流のエンターテイナーの仕事が聴ける。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

 バルビローリさんのブラームス。柔らかくて、温かみのある素晴らしい演奏です。こうしたブラームスの演奏も、当然あってよいですね。私は、第一番と第三番の演奏が好きです。
 チェリビダッケさんは、実演に接する機会があったにもかかわらず、果たせませんでした。とても残念です。彼の演奏には興味があったので、演奏録音はかなり集めました。ブルックナーの4番では、第4楽章のコーダで、「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ」と刻むところに、何とも言えない感動を覚えたものです。
 ストコフスキーさんは、LP時代に大変お世話になりました。でも、このブランデンブルグは所有していないので、興味があります。昔はこうした個性的な指揮者がたくさんいて、面白かったですね。

バルビさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。返信が遅くなりまして失礼いたしました。

僕は1番を聴いてすごく濃い演奏だなあと思いました。こういうブラームス、全然ありだと思います!もっとも僕は厳しい表現のブラームスも古典派的ブラームスも好きという雑食なのですが(笑)。

> 「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ」と刻むところに、何とも言えない感動を覚えたものです。
もう、仰るとおりです!最初、弱音でこの音が聞こえた時は隣の部屋のテレビの音が漏れてきたのかと思いました。それがだんだん大きくなって最後にフィナーレを形成するのは実に効果的な解釈だと思いました。

ストコフスキーの音楽はオーセンティックでないと嫌う人も多いですが、どの録音を聴いてもやっぱりとても説得力のある演奏だと感じます。本当、昔は個性的な指揮者が多かったなあと思います。(知らないだけかも知れませんが)若くてユニークな人がもっと出てくると良いですね。
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク