ブルックナー交響曲第9番 : ハイティンク

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久しぶりにハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管のブルックナーを聴いた。今日は9番。最近、9番はシューリヒト、チェリビダッケと個性的な演奏を立て続けに聴いたせいか、ハイティンクの指揮はなんとも真っ当で普通に聴こえる。

と言って、この演奏が安全運転のだるい演奏かと言うとさにあらず。ハイティンクのブルックナーは8番の終楽章でも同様、ところどころティンパニの扱いが特殊で、この9番の場合には第1楽章のフィナーレでティンパニが金管のファンファーレをくま取りするという実に効果的な演出が敢行されている。これがハイティンクの使っているスコアによるものなのか指揮者のアレンジなのかはわからないが、壮大な楽章を締めくくるにはこれ以上ない。鳥肌が立つような演奏である。

この部分、できる限り良い音で聴きたいと思ってあれこれ設定をいじってみたところ、思いもかけずDSDアップサンプリングした音が最もティンパニの迫力が出て、かつ、分離が良かった。DSDの音はなんとなく軽くて薄いという思い込みがあったのだが試してみないとわからない。これからは通常CDもDSDコンバートをデフォルトにしよう。

演奏に戻るとこの曲、第2楽章の演奏もリズムセクションが充実していて良い。第3楽章は指揮者とオーケストラの組合せからして悪いはずがないと思ったが、その期待に違わぬ端正な演奏。う~ん、ハイティンク、良いじゃない!
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