ベートーヴェン交響曲第2番 : 飯守

飯守ベートーヴェン

ジンマン/ブロンフマンのピアノ協奏曲が今一歩という感じだったので、ジンマンのベートーヴェンと言えば本丸の交響曲を久々に聞き返してみるとやっぱりすごく良い。フルオーケストラがベーレンライター校訂版を演奏するさまは圧巻であった。まるで巨漢なのに凄く身体の切れがいいアスリートかストリートダンサーのようである。

ジンマン/トーンハレの演奏する2番を聴いた後、今度は飯守泰次郎さんが東京シティ・フィルを指揮した演奏を聴いてみた。この演奏も同じくベーレンライター版である。

同じ(はずの)スコアをもとに演奏しているが、この二つの演奏は当然のことながらずいぶん印象が異なる。飯守さんの指揮はジンマンほど快速にオケをドライブしないので、スリリングでドキドキするような展開はジンマンに軍配が上がる。一方、東京シティ・フィルの演奏はとても自然で、いかにも珍しいスコアを使いましたというあざとさをまったく感じさせない。オケもこちらの方が小さいのであろうか、第2楽章なんてとてもチャーミングだ。全体にしなやかで若々しい、楽しい音楽を聞かせてくれる。惜しむらくは録音があまり良くない。弦が対抗配置なのでその掛け合いも楽しみたいのだがいまいち定位も分離も悪い。ちょっと残念である。
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