Soulnote A-1

Focus260を手に入れて、結局、不要になってしまったApogeeのStageを売却するついでに再びオーディオを整理することにした。正確に言えば使ってない機材を物置や押し入れに仕舞う代わりに処分することにしたのだ。。なので今回のオーディオ棚卸は主としてダブった機材の整理だが、合わせてプリアンプ+真空管メインアンプという組合せに替えてSoulnoteのA-1を導入した。

オーディオにのめりこんだきっかけが吉田苑で買ったSharpの1ビットアンプだったこともあって、最初の頃はこのお店が推薦する機材をメインで使ってきた。その反動か、ここ4~5年は違う方向性でいろいろな機材を使ってみたのだが、スピーカーもDynaudioに戻ったことだし、もう一度原点回帰である。さんざんプリとメインを組み合わせて遊んだので、アンプはもうプリメインで十分。NmodeかSoulnoteかLuxmanかとしばし悩んだが、最後はあっけなくSoulnoteに決めた。理由は単純で、まだ発売直後なのにもう展示処分品が出たからである(笑)。おかげで下取り差額なしで手に入った。

Soulnoteはこれまでオーディオ業界では有名な鈴木哲氏がブランドを率いていたわけだが、彼がFundamentaを立ち上げて独立したことで今後は鈴木氏抜きの運営となるようだ。今回購入したA-1はCDプレーヤーのC-1とともにSoulnote10周年記念で発売されているが、雑誌の記事によると鈴木氏の関与はないらしい。とは言え、写真で見る限り、中身の構成は従来のSoulnote製品を踏襲している。マランツプロのアンプやSoulnoteのDAC等過去所有した鈴木氏の作品はいずれも自分の好みだった。その後、いろいろと違う機材が試したくてどれもこれも手放してしまったが、久しぶりに戻ってきた。

A-1、C-1ともに従来のSoulnote製品とは全く異なる意匠の前面パネルであるが、実際手にしてみると違うのは前面パネルだけで、天面と側面は従来同様、鉄板をコの字に折り曲げたものだった。手で叩くとかなり鳴くので不安になるが、実際に使ってみると特に問題ない。デファクトで四隅にプラスチックの脚が付いているが、これに替えてトランスの真下と前方両端に3点スパイクが装着できる。正直、スパイクは取扱いが面倒なので好きではないが、筐体の剛性を考えるとスパイクに履き替えた方が良いだろう。

しばらく通電して気づいたのだが、このアンプ、A級でもないのに結構発熱する。とは言え、真空管アンプのそれとはもちろんレベルが違うので、久しぶりにアンプをラックに収納した。別にアンプをラックに収納したいわけではなく、天板にプレーヤーを置くことが目的である。プレーヤー用の土地が不足しているのである。

DSC_9603 (2)

展示処分だが、どのくらい使用されていたかは不明。経験では汚れたり傷がつきやすいSoulnoteの筐体だが、目を凝らして見ても特に瑕がないことから、それほどエージングされていないと思うのだが、すぐに良い音で鳴った。これが本調子なのかはこれから聴きこんでみないとわからないが、すでに十分満足できるレベルである。

Soulnoteのアンプに共通してスピードが速くリズム感が良い。音色はカラッとして明るい。Dynaudioの音色がどちらかと言えば地味なのでこれくらいでちょうどいい塩梅である。高域特性はすごく良いが、低音の量感が予想より多く、全体として中低音が骨太なイメージ。結果としてまたサブウーファーが不要になりそうである。。定格出力は8Ωで80Wだが4Ωでは120Wとリニアではない。このあたり、ハイエンドアンプのような強力電源は積んでいないのだろうが、実際に定格4ΩのFocusを難なく駆動する。Fundamentalのセパレートはプリ/パワー(ステレオ)で180万円。10分の1の価格のアンプでここまで鳴るのだから、あれはきっと凄いんだろうなあ。

鈴木氏がギタリストであることもあって、Soulnoteはジャズやロックに合うと言われることが多い。ではクラシックはダメかと言うとそんなことはない。大編成の曲でも混濁せず分解能も良好。歯切れの良い音で心地良い。
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原点回帰

ばけぺんさん こんばんは。

DynaudioのSPは余り目立たないですが私の周りでは音楽好きな方は このSPを使われているケースが多いです。

セパレートではなくプリメインに変えられスッキリしたシステムになった感じですね。

あるところでミニコンポのレシーバーと小型SPでとても心地よく音楽を鳴らしていました。それを聴いてもう これで十分なのではと思ってしまいました。

自分が使っているビンテージはやはり経年劣化があり壊れやすくなっています。
お気に入りなだけに一つでも壊れると他とのバランスが崩れるので大変です。

私も原点回帰でいったん振り出しに戻ろうかな~。

キタサン、こんにちは。

こんにちは。コメントいただきながらずっと放置で申し訳ございません<m(__)m>

プリとメイン、トランジスタと真空管、古いもの新しいものといろいろ楽しんできた結論が、プリメインで大丈夫でした(笑)。

ディナウディオは6年ぶりくらいに使いますが、これまたいろいろ試してみた結果、僕にとってはディナウディオが最もオールラウンダーの優れものです。

キタサンも最近、CDプレーヤー買われたようですが、僕もトラポ+DACをやめて一体型プレーヤーにする予定です。

あとはレコードプレーヤーなのですが、こちらはなかなか一台には絞れそうにありません。。スペースを食うので悩みの種です。
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