ショスタコーヴィチ交響曲第7番 : コンドラシン

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バーンスタインの「レニングラード」を聴いて以来、ちょっとした「レニングラード」ブームである。インバル、バルシャイ、ハイティンク、カエターニと手持ちの「レニングラード」を聴き漁っている。特に3楽章と4楽章は何度聞いても素晴らしい。フィナーレにはいつも鳥肌が立つ。

曲が良く出来ているせいか、上記の5種類、どれを聴いても不満は感じない。折しも7月号のレコ芸「現代名盤鑑定団」が「レニングラード」を取り上げていた。テーマ・ディスクに挙げられたのは井上道義指揮大阪フィルの演奏。この人の演奏は4番も名演の誉高いのでいつか聞かなくては。ところで、「鑑定団」では5種類の中でバーンスタイン、バルシャイ、ハイティンクは取り上げられているが、カエターニとインバルは取り上げられていない。両方ともすこぶる良い演奏なので納得いかない。ちゃんと聴いてないんじゃないの?

手元のCDで残る6枚目の「レニングラード」はコンドラシン/モスクワフィルの演奏。75年の録音で最強音時に低音がまったく聞こえないのがものすごく残念であるが、それ以外はまずますの録音である。それにしても、これが万全の録音だったら他を寄せ付けないような名盤だったろうに。。

演奏は非常にストレートで厳しい表現でグングンと進んでいく。録音のせいもあってか金管の咆哮や弦楽器の強奏は叫び声や悲鳴のごとく、空間を切り裂くという感じ。全体の造形は実に見事だし、ここぞというときの爆発の仕方は容赦ない。正しく戦争交響曲の様相である。それだけにフィナーレの歓喜はひとしお。最後の最後だけ一段テンポを落とし、大きく盛り上げて終わる。すごい演奏だ。
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