ストラヴィンスキー「春の祭典」 : カラヤン

カラヤン祭典

カラヤンには珍しいライブ録音でベートーヴェンの7番と「春の祭典」という変わった組合せ。確かに7番はベートーヴェンの交響曲の中ではその舞踊性で知られるが、と言っても、同じ組合せのCDは他にないだろう。ちなみに78年録音ということは共通だが、同日のコンサートではない。

カラヤンの「春の祭典」は63年と77年の2つのスタジオ録音がある。カラヤンの録音はストラヴィンスキーに批判されたせいか世評が芳しくないが、いずれもBPOの機能をフルに活用したとても立派な演奏だと思う。

翻ってこのライブ録音はどうか。まず、普段のカラヤン/BPOと違ってルツェルンで録音されたせいか、音の印象がかなり異なる。全体的にドライでデッドだ。演奏はライブであるにも関わらずスタジオ録音よりも落ち着いたテンポで進み、フレーズ一つ一つが明確でクリア。しかし、残響があまりにも少ないので音がぶつ切りである。ライブでもさすがBPO、特にミスもなくオケは上手いが、全曲を通じてティンパニは何か吹っ切れたかのどとく思い切り叩き続ける。ライブのカラヤンは熱いと言えなくもないが、7番同様、録音でカラヤンを聴くならやっぱりスタジオ録音に限ると思った。
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こんばんは。今日、こちらはとても暑かったです。そちらはいかが?
このCD、発売された時随分と話題になりましたね。
欲しいと思いつつもスルーしたままでした(笑)。
どちらかは忘れましたがスタジオ録音のほうは以前持ってました。さすがカラヤンと唸らざるを得ない機能的かつ流麗なハルサイだったと記憶してます。
こちらはアンプが戻ってきて、鳴らし込み中、です。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

今日は栃木にゴルフに出かけてましたが、関東は昨日の方がより一層暑かったと思います。とはいえ、今日も十分暑かったですが(笑)。

このCDはなかなか評価が高いようなのですが、正直、僕はあんまり好きになれませんでした。やっぱりカラヤンの録音芸術はスタジオ録音に限るかと。。
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