ショスタコーヴィチ交響曲第7番 : コンドラシン

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コンドラシン/モスクワ・フィルの「レニングラード」は先日、CDで聴いてとても感銘を受けた。今日、レコード社に立ち寄ったら国内盤のLPが入荷していた。ジャケットは黄ばんでいるが盤質は良さそうだったので購入。メロディア原版の日本ビクター盤というとロジェストヴェンスキーのチャイコフスキーやフェドセーノフのムソルグスキーを持っていて印象は悪くない。CDはダイナミックレンジが狭いところがやや残念だったが、LPはどうかと言う点も興味津々である。

このところまとめて「レニングラード」を聴いたが、全曲を貫く緊張感の高さで言えばこのコンドラシン盤は最右翼の一枚だった。コンドラシン指揮のものに限らずソ連/ロシアのオーケストラによる演奏は鋭利な刃物のような切れ味と推進力の強さが他の地域のオーケストラとは一線を画す。これで録音が例えばハイティンク盤くらい鮮明だったらどんなに素晴らしいだろうか。。

ひょっとしたらの思いを抱きつつLPを聴いたのだが、結果から言うとう~ん、残念。次点って感じだ。出だしの弦楽器なんて雰囲気抜群だし、音質そのものも悪くないのだが、先に進んでいくにつれダイナミックレンジが厳しくなっていく。最強音になると聴感上、冒頭とは録音レベルがかなり違う感じ。聴きながらだんだんボリュームを上げていかないと迫力が出ない。このあたり、CD化に際してリマスタリングしているせいかCDの方がずっとマシである。LPのせいか腕のせいか、いずれにしてもアナログで大オーケストラ作品を上手に再生するのは簡単ではない。
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No title

こんばんは。
割合と良好な音質と思われる日本ビクター盤でも厳しいようですね。
メロディアは言うほど悪い録音とも思えないのですが中にはちょっと、と思うものもあり、それを含めて楽しんでます。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。またまた返信が遅くてすいません。

厳しいですねぇ。僕にはレコードでオーケストラをそれらしく再生するのは至難の業です。

仰るとおり、メロディア原盤はアレッ!て驚くような良好な録音のものもあるので実際に聴いてみないとわからないところがありますね。「レニングラード」も特に録音が悪いということはありません。記事を読み返すとちょっと否定的過ぎたかなと思います。
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