オーディオテクニカ AT120Eb

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オーディオテクニカのMCカートリッジはレコードに回帰したばかりの頃立て続けに買ったのだが、今はあまり使っていない。たまに聴くと悪くないと思うのだが、常用するに至らない。どことはうまく説明できないが、何かが合わなくて、長時間使い続けたいと思わないようである。そんなことで同社のMM型(同社の場合はVM型)カートリッジを使うこともなかったのだが、SeriesIIIに合わせて使おうと思う現行品のMMカートリッジを探している時にふと目に付いて購入したのがAT120Ebである。

オーテクのVM型カートリッジには長い歴史があって、詳しくは知らないが、このカートリッジもそうしたロングセラーの系譜にあるのだと思う。とは言え、国内でこのカートリッジが発売されたのは割と最近、2014年末のことである。それ以前も海外では販売されていたらしい。ちなみに、ユーザー数が多いからか競争が激しいからか、海外から買う方が圧倒的に安い。アメリカなら半値である。これって国産品なのにあんまりなのでは。。

閑話休題、AT120Ebは同社の現行品VM型カートリッジのラインアップでAT150Sa、AT440MLbに続いて3番目の位置づけになる。AT150は針が違うのみならずボディの形も明らかに違うが、AT440MLbとは針が違うだけではないかと思う。(違ったらごめんなさい。)120Ebが普通の楕円針、440MLbはマイクロリッジ針である。440MLbの方が繊細な表現力がありそうだが、個人的に高度な針はMC向けでMM(VM)型カートリッジにはあんまり合わないと感じている。

100ドル強という価格を考えれば、AT120Ebは実によくできたカートリッジだと思う。オーディオテクニカの製品は総じて陽性だが、このカートリッジも例外ではない。MCカートリッジと聴き比べをすれば細かい音は出ないし低音も優しいが、普段聴きするにはこれ以上のものは必要ないと思える。特に夜、大きな音量を出せない時には多少ドンシャリ気味なところが功を奏してとても良い。アナログの世界は高級品で溢れているので、こういう製品の存在価値は大きいと思う。
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VM型

こんにちは

私も先日、当シリーズのAT440MLbを購入したところです。
"サブのML針"の位置づけです^^;
本体のスペックはまったく同じですね、音は普通のVM型らしく、音場の透明度は少しおちますが、普段はこれで十分聴けます。

michaelさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

なるほど、中古LPクリーニング(兼)用ですね!それは確かに溝の奥まで入るML針が良さそう。
同じ中古LP聴く場合も楕円針と高機能針ではノイズが違ったりするんですよねぇ。もともとの所有者とは違うタイプの針を使う方が傷が少ないのでしょうか。

クリーニングマシーンで洗浄したLPがぱちぱち言うのは乾燥不足もあると思います。せっかくクリーニングしても水分が残ってそのまま微小な汚れが再付着しちゃうのかなぁ。
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