ショスタコーヴィチ交響曲第6番 : バルシャイ

ショスタコバルシャイ

最近のショスタコーヴィチ熱が静まらず、7番の次は6番をあれこれ聴いている。ムラヴィンスキー、インバル、プレヴィンと聴いて、いずれも良い演奏だった。5番と7番に挟まれて地味な印象の6番だが、ショスタコーヴィチらしいほの暗さと諧謔精神に溢れた、魅力的な曲だと思う。

バルシャイ/ケルン放送響の交響曲全集はどの曲の演奏も水準が高く安心して耳を傾けられる。6番も例外ではなかった。全曲を通じた厳しさなど、やはりムラヴィンスキーの2つの録音には及ばないが、第2楽章からところどころ見せる畳みかけるような音楽の運び方や全体的にクールな音作りはとても良いと思った。

この曲は第1楽章が長大な緩徐楽章で、後に続く2楽章が軽めの造りになっている。結果、後半のアプローチ如何で大曲に挟まれた小品という印象にもこれ自体大曲という印象にもなり得るところが面白い。バルシャイのアプローチは前者に属する。終楽章のフィナーレもこれみよがしなところなく、スポーティな印象で終わる。そこが軽いと感じる人もいようが、個人的にはそれが指揮者の狙いだったに違いないと思う。
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No title

6番、不思議というか、でもショスタコらしさ全開の曲ですね。
バルシャイの全集は安定感が抜群ですね。
こちらは昨日は全国1位の暑さ。今日は20℃前半で寒暖差が堪えます。

七味とうがらしさん、おはようございます。

おはようございます。コメントありがとうございました。

今週はずっと出張で返信が遅れました。失礼しました。

最近、今まであまり聴いたことのない6番と12番をよく聴いているのですが、どちらもクセになる曲ですねぇ。ショスタコーヴィチ、本当、面白いです。

> バルシャイの全集は安定感が抜群ですね。
はい。聴き比べてみると、加えてハイティンクの全集の安定感も凄いです。
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