JJ Eloctronics E34L

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JJ Electronics製のKT88からSvetlana製のEL34(Sロゴ)に交換して約1か月。差し替えた直後の印象から変化はなく、どうやらKT88よりEL34の方が好みであることは間違いなさそうである。EL34は1950年代に開発された真空管だが、幸いなことに現在でも複数のメーカーから現行品が発売されている。いわゆるヴィンテージの真空管は高価だし、左右プッシュプルの4本を揃えるのも簡単ではない。新品が購入できるのはありがたいことである。

Svetlana製のEL34は真空管専門ショップから購入したもの。エージング済の選別品だったが、実際にアンプに挿した状態でバイアス電流をチェックしてみると1本だけ5%程度電流値が高い。このくらいであれば音を聴いてもまったく気づかないレベルの違いだが、言うほど揃ってなかったことに少しがっかりしたのが正直なところである。真空管アンプのメーカーが選別して装着したKT88のバイアス電流は4本とも誤差の範囲程度できっちり揃っていたのでなおさらだ。

丁寧な選別を売りにしたショップで買ってもこんなものということがわかったので、次は米アマゾンでJJ Electronics社製のE34Lのクアッドマッチングを購入してみた。EL34とE34Lは見た目も規格も異なるようだが、その差は微妙。調べてみても良く分からない。とにかく互換である。送料込みで4本8,000円くらいなので国内で買うより2割くらい安いだろうか。購入してから到着まで8日だった。

現物を見るとJJ社製の真空管の常で頭がまん丸である。そのせいもあると思うが、Svetlana製と比べて背も横幅も少々大きく感じる。まずは順不同に装着してバイアス電流を測ってみたのだが、4本ともほぼバラつきがない。アマゾンが一本一本検品しているとは思えないのでこの会社のQCはきっとしっかりしているのだろう。4本とも小数点以下の微妙な違いしかないのでそのまま挿していても問題なかったが、一応、きちんと順番に並ぶように左右を1本入れ替えた。

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KT88との比較でEL34は透明感が高くクリーンな音と感じたが、Svetlana製からJJ製に替えるとこの方向が一層徹底される。一般にEL34はKT88に比較して線が細く、低音の迫力はイマイチという評価であるが、これはアンプの性格や組み合わせる他の機器によっていくらでも変化するだろう。僕の部屋ではEL34(E34L)でも低音に十分な量感があるし、透明感が高いせいか音の切れ味が鋭く、迫力も感じる。(このあたりは個人差が大きいので他の人がそう感じるかどうかはわからないが。)他方、Svetlana製のEL34は少し暗めで落ち着いた音色がするのだが、これはこれで悪くない。しばらくの間は数か月単位で交換して使ってみようと思う。
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