Shure Whitelabel

Shureのホームページによれば、今日現在、Shureから発売されているカートリッジは8種類。うち3種類がHiFi用途と分類されていて、残りの5種類はDJ用となっている。M97Xeは前者、M44GとM44-7は後者に分類されているが、実際にレコードを聴いてみると個人的には(議論はあるが)V15シリーズの末裔たるM97Xeより、M44シリーズの方が性格がはっきりしていて聴き応えがある。

先日、ウェブサイトを見ていたら今までその存在を知らなかったカートリッジがShureから販売されていることに気付いた。それがホワイトラベル(Whitelabel)である。

whitelabel.jpg
(メーカーホームページより拝借)

見た目から判断するにオルトフォンのコンコルドの対抗馬なのだろうが、コンコルドの流線形に比してだいぶ武骨なデザインである。が、僕はこちらの形の方が気に入った。なんとなく電気機関車のような形である。あるいは銀河鉄道999に出てきた777号を彷彿とさせる。鉄分の多い僕としてはその点も気に入った。スペックをチェックすると適正針圧が1.5g~3g、出力が6mVとなっている。M44-7の針圧でM44Gの出力ということになる。シェル一体型でリード線は直付け、中央のねじでオーバーハングの調整も簡単にできる。便利なだけでなく、いかにも音に良さそうだ。ということで早速、試してみることにした。

DSC_9652 (2)

M97Xe同様、本体は立派なアルミケースに収納されている。オーバーハングはSL1200シリーズ用にあらかじめ設定されている。うちのSME3009S2には少し長かったので短く調整した。

DSC_9651 (2)

Whitelabelの自重は実測で18g程度。コンコルドもほぼ同じ重さなのでSL1200のトーンアームにはこのくらいの重さがストライクゾーンなのだろうか。装着してみると3009S2にも丁度良い感じである。真剣に音を追及しているTD124オーナーの皆さんには叱られそうな見た目だが、実際に聴いてみるとあなどれない音がする。

御多分に漏れず同じメキシコ製ながら、M44シリーズよりWhitelabelの方がトラッカビリティは良い。中低音は太いが高音はギラギラしたところが少し抑えられていて、ちょっとハイファイに振った感じである。気のせいかノイズの音が目立たない。全体に腰の据わった再現で好ましい。M44シリーズの音が好きならぜひお試しあれ。

DSC_9647 (2)
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M44

ばけぺんさん こんばんは。

こういうカートリッジが発売されていたのですね~知りませんでした。

何やら戦闘的な形状で ちょっとクワガタに似ているかな?

一体型でオーバーハングの調整も楽そうです。


※先ほどはご助言ありがとうございました。

おはようございます。

キタサン、おはようございます。コメントありがとうございました。

そうなんですよ。こういうカートリッジがあったんです。僕も最近まで知りませんでした。たしかにクワガタに似てます(笑)。

なかなか個性的なデザインで良いのですが、全体にスリムなので3009みたいに後ろ側がボリュームのあるアームとはいまいち合いません。やっぱりSL1200とかベスタックスに似合いますね。機能性は抜群です。音も悪くないですよ。
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