チャイコフスキー交響曲第2番「小ロシア」 : ロジェストヴェンスキー

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チャイコフスキーの交響曲は「マンフレッド」を入れて7曲あるが、2番、3番、「マンフレッド」はほとんど聴いたことがない。シベリウスもそうだが、どうも決まった曲ばかり聴いてしまう。ちなみに平日のランチは中華とカレーばっかり食べてしまう。悪い癖である。せっかく何種類か全集を持っているのだから、ちょっと集中して聴いてみることにした。まず聴いたのがロジェストヴェンスキーの指揮で「小ロシア」。

この曲は「冬の日の幻想」から6年後に完成している。その5年後には4番を作曲しているが、交響曲の体裁を取りながらも第二楽章なんてバレエ音楽みたいな雰囲気があったりするし、ちょっと散文的なところが「冬の日の幻想」よりに感じる。比較的マイナーな曲であるが、こうして聴いてみるとチャイコフスキーの音楽はやっぱり凄くチャーミングだ。この曲はあちこちで民謡を引用しているので特に歌謡的な色合いが濃いが、単体ではなんということのないメロディが華やかに展開していくさまは聴いててとても心地良い。

ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送響の演奏はテンポ良くメリハリに富んだ華やかなもの。ロシア系の情熱を持ちつつ、必要以上に強引でも暴力的でもなく、バランスの取れた模範的な演奏だと思った。72年の録音でメロディア原盤ながら音は鮮明。ダイナミックレンジは少々狭いが鑑賞に支障はない。
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