プロコフィエフ交響曲第5番 : ラトル

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今日、会社から内示があって、年明けから新しいポジションに異動することになった。現職に異動したのが2014年の10月中旬なのでまだ2年少々しか経っていない。社会人になって最初の勤務先が同一ポジションは長くて3年、通常は1~2年で異動を繰り返すところだったので、僕自身は特に違和感を感じないが、今の会社では一つのポジションにもう少し長くいるのが普通なので回りはきっと驚くだろう。次のポジションは取り扱う物が違うし、何より責任が重くなるので少々気が重い。

ふと気が付けば、11月も早4日である。このブログを始めてから去年までの3年間は毎月二桁のブログ更新を達成できなかったので、今年こそは毎月最低10回更新すると心に決めた。10月までは達成してきたが、ここ二年間鬼門は11月である。年末に向けて11月は仕事が特に忙しいうえに、例年、海外出張が入る。今年も再来週は海外なのであまり時間がない。

ということで、今月最初の更新はプロコフィエフの交響曲第5番である。この曲、プロコフィエフの作品の中でも人気が高い。しかし、僕はどうもこの曲にピンと来たことがない。今日、帰宅後、CD棚を物色してしばらく聴いていなかったラトル/バーミンガム市響のボックスセットの中身を見たところ、イギリスの作曲家を中心とした多数のマイナーな作品の録音と並んでこのCDが目に入ったので、ちょっとチャレンジしてみることにした。

この曲は「レニングラード」同様、ドイツ軍のロシア侵攻の頃に作曲されたそうだが、ショスタコーヴィチの作品がかなりストレートに戦争の雰囲気を反映しているのに比べると同じ祖国への気持ちを歌うにしてもかなり毛色が違う。作曲者曰く、自由への讃歌だそうだが、そう言えばバーンスタインの指揮したこの曲のジャケットが鎖が引きちぎられるデザインだった。

きちんと聴くのはほぼ初めてだが、冒頭からいきなり実にプロコフィエフらしいメロディで始まるし、その展開もどことなく「ロメオとジュリエット」を思わせるような感じだ。調べてみると展開しながら音階をずらしていくのはプロコフィエフの得意業らしい。途中で弦楽器が急速なパッセージを挟むが、ここはニールセンみたいだ。なんてことをついつい考えながら聴いてしまう。最後までしっかり聴いたものの、抒情的だったり暴力的だったり表情がコロコロ変わるし、どうも捉えどころがない。真価がわかるにはもう少し聴きこんでみないとダメみたいである。
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こんばんは

プロコの5番は第1楽章の終りの盛り上がりやクラリネットが活躍するところが好きです。ラトルが録音していたんですね、知りませんでした(汗)
インフルの流行が早めとの話もあります。新しい部署でもお体には気を付けてくださいね^^

sankichi1689さん、こんにちは。

こんにちは。コメントありがとうございました。

プロコフィエフの音楽ってやっぱり不思議ってな感じでした(笑)。真価を理解するには僕はまだまだ修行が足りませぬ。。

ラトル/バーミンガム市響は結構広範な録音を残していますね。ボックスセットには僕の知らない曲がかなり入ってます。それに選曲もなかなかにユニークです。ハイドンなんて60/70/90番なんていう組合せだったりしますし。

> インフルの流行が早めとの話もあります。新しい部署でもお体には気を付けてくださいね^^
お心配り痛み入ります。気を付けます。

No title

こんばんは。
11月は忙しくなりそうなのですね。私の職場は配置転換などもなく、申し訳ないくらいノンビリしています。年末よりは年度末から年度初めが業務が増える感です。
このラトルのディスクは初めて買った5番でした。お目当ては併録のスキタイ組曲でしたが。ラトルのプロコはこれだけでしょうか?もっと聴いてみたい気もしますね。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

僕の職場は年末が年度末なもんですから、毎年、11月からぐぐっと忙しくなります。1月の新予算年度を前に異動も通達されるのですが、今回は通常よりかなり早くてちょっと驚きました。のんびりしているのは良いことです。羨ましいです。

> このラトルのディスクは初めて買った5番でした。お目当ては併録のスキタイ組曲でしたが。ラトルのプロコはこれだけでしょうか?もっと聴いてみたい気もしますね。
ラトルのプロコフィエフはこれ以外だとピアノ協奏曲の伴奏くらいしかなさそうです。どうもラトルは一人の作曲家の作品をまとめて録音することに興味がないみたいですね。それにしても「スキタイ組曲」目当てとは通ですね!
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