プロコフィエフ交響曲第5番 : ドラティ

prokofievdorati.jpg

先日ラトル/バーミンガム市響の演奏で聴いたもののいまいちピンと来なかったプロコフィエフの交響曲第5番を再チャレンジ。今日はマーキュリーのボックスに入っていたドラティ/ミネアポリス響の演奏で聴いてみた。このCD、交響曲の他にロンドン響とのコンビでスキタイ組曲と「三つのオレンジへの恋」組曲も収録されている。

スキタイ組曲から始まるが、この曲はラトルのCDにも併録されていたせいか、前回の視聴に比べてすいすい頭に入ってくる感じ。この曲も「三つのオレンジへの恋」組曲も気持ちを入れて聴いたら、なかなかエキサイティングで良い曲である。

肝心の交響曲だが、一度聴いて全体のイメージがあるせいか、冒頭いきなり出てくる第1主題からとてもしっくりくる。ドラティの指揮はいつもどおり明晰なもので、過度な思い入れや強調なくオーケストラを節度を持ってコントロールする。前回聴いた時はいつまで続くのかと思った第一楽章もわかりやすく盛り上がるし、どこかで聴いたことのある親しみやすいメロディの第二楽章もメリハリがはっきりしていてとても良い。よくわからない曲だなあと思っていたが、今日は結構好きかもと思えてきた。

二つの組曲が57年、交響曲は59年とステレオ初期の相当古い録音だが、そうは思えないほど音は鮮明。最新録音のようにコンサートホールの空気感のようなものは感じられず、どことなく人工的な音ではあるが、それでも当時のマーキュリーの録音技術は凄いと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは。
七味好みのCDですなー。
マーキュリーBOXは結局買わず(買えず)じまい。このドラティのプロコは国内プレス盤で持っていますが音質は今一つ。アメリカプレス盤が欲しい。
それでも、スキタイ冒頭の低音の迫力は流石マーキュリーと思わせます。
ドラティのキレある指揮がまた曲に合います。
ハチャトゥリアンの組曲(スクロヴァチェフスキのショスタ5とカップリング?)は聴かれましたか?これはかなり録音が良いです。おススメ。
お忙しいようですね。お身体に気を付けていきましょう。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

マーキュリーのボックス、限定版だったので勢いで買ったのですが、まだまだぜんぜん聴けてません。プロコフィエフ、国内プレスはダメですか。それは残念。たまにそういうことありますね。

ハチャトゥリアン、今週の祝日に聴いてみようと思います。プロコフィエフの後に同じドラティ/ミネアポリス響でチャイコフスキーの「1812年」聴いたのですが、これは笑っちゃうくらい良かったです。そっちの方向で驚かしてやるぞって感じ満々の素晴らしいレコード芸術でした。(なんてったって録音の解説ナレーション付きです。)

No title

マーキュリーの1812年は怖くて聴けません。スピーカーお吹っ飛ばしそうで。
テラークも霞んじゃいますね。
ちょっとキワモノ的なディスクですが、単売盤のライナーは非常にはご丁寧にも使用した大砲の由来や録音の様子などが載っています。また、Civil Warというディスクのライナーにも使用楽器の説明が細かく記載されています。
この辺り、マーキュリーのこだわりというか録音に対する自負が窺えるように思います。この辺り、キュンと来ちゃうんですよね。46歳のオッサンですが・・・。

Re:

確かにかなりの迫力でした。幸いスピーカーは無事でしたが聞いててびっくりしましたよ。

ドラティの指揮も良いのですが、音響効果が華々しすぎて演奏に心が行きません(笑)。

> この辺り、キュンと来ちゃうんですよね。46歳のオッサンですが・・・。
オッサンでも爺さんでもキュンと来る時はキュンと来るもんですよ!
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク