人間ドック

いつも年度末に行く人間ドックだが、来年の1月に職場を異動することを考えるとバタバタと3月になってしまうかもしれないと思って早めに行ってきた。今年の3月に受診した際、次こそは鎮静剤で眠らせてくれるところに行くと決めた。そう思いながら10年間同じクリニックに通っていたのだが、今回は有言実行。今までとは違うクリニックである。

都内にありがちなビルの複数階を占有するクリニックだったが、中に入ると思いのほか狭い。受付が4階、着替えが5階、レントゲンは3階てな感じでそのたびにエレベーターで移動である。折しも寒く、下はズボンのまま、上は肌着の上に使い捨ての検査用ベストを羽織るのだが、看護師さんは「寒いのでコートは着ていて大丈夫です。」と言う。かくして検査着の上にコートという怪しい装いでビルを上下しながら次々と検査を受ける。

年度末でないこともあるだろうし、なにせ小さなクリニックなので人間ドックを受けているのは僕一人だったと思う。待ち時間はほとんどなかった。それにしても凄いのはこの看護師さんで、一人でほとんどの作業をこなす。しかも彼女の移動は階段である。エレベーター前で別れて目的のフロアでまた合流する。ハードに動いているせいか、こっちはコートを着ているのに彼女は半袖だった。

順調に検査を消化していよいよ胃カメラ。見るだけでトラウマが蘇る検査台に横になるとまずは採血。血管に針を入れたまま次に鎮静剤を注射である。麻酔と言えば歯医者でしか経験がないが、注射を受けながら看護師さんが呼吸の仕方を教えてくれる。この辺りいつもと変わらない。おかしい、こんなにはっきり聞き取れるなんて。。効いてるのだろうか?

次の瞬間、胃カメラの違和感で咳き込んだ。やっぱり、効いてないじゃないか!先生が「もう少し下を向いて、楽にして。」と言う。そうできないから苦しいんだよ!と毒づきたくなる。。

と思った次の瞬間、気付くと胃カメラも先生もどこかに行ってしまって、すべて終了である。

あれれ、いつの間に?という不思議な感覚。看護師さんからの注意を聞いているうちに眠りに落ちたようだ。胃カメラが入ったことも検査のこともまったく記憶になく、咳き込んだ時に一瞬だけ目が覚めたらしい。いやあ、これはいつもの拷問とはまったく比べ物にならない。もっと早く行動を起こすべきだった。もう、金輪際、鎮静剤抜きで胃カメラは飲めない。

検査の結果はしばらく来ないが、その場での説明によれば大きな問題はなさそうである。良かった良かった。
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