TD124のキャビネット交換

TD124を買ったのが去年の12月。ちょうど1年経った。心配した故障もなく、元気に稼働している。鉄製プラッターなのでMMカートリッジか光カートリッジを装着することが多いが、ここ最近はZYXを装着している。このカートリッジはポリカーボネートの外装であるためか内周部でもほとんど針圧が変わらない。

僕がアナログを始めてから3年くらいだが、その間、中古アナログ機材の価格はどんどん高騰している。3年前には10万円台後半でTD124が売りに出ていたのに今や40万円以上の価格がざらである。古い機械なので、きちんとメンテナンスされたものが少々高いのは仕方ないと思うが、それにしても、である。

それを考えるとこのTD124は3009S2付きにも関わらず安かった。まあ、Mk1なのにMk2のペイントだったり、S2のSMEバッジがなかったりと安い理由はいくつかあった。そのうちの一つがキャビネットである。

L1050025 (2)
ご覧のとおり、よくあるTD124のキャビネットに見えて、割と大き目の脚が付いたものである。素材はパーチクルボードなのでかなりの廉価版だと思う。見た目がファニーだし、いかにも振動に弱そうだったので脚は取り外して本体をインシュレーターに乗せて使っていたが、ちょっとした移動も不便であった。

手ごろなものがあればキャビネットを交換したいと思っていたのだが、そう思って探すとなかなか手ごろなものがない。スイス製の純正品は素晴らしい蘊蓄とともに10万円を超える価格で売られている。見た目も綺麗だし、良い音がしそうだが高いなぁ。

しばらく悩んでいたのだが、ふと思い出したのがTD321を載せようと思って、だいぶ前に中古で買ったアンダンテラルゴのサブテーブル。この交換用トップボードにTD124用があったはず。代理店に連絡してみると発注後2~3週間で納品できると言う。トップボードだけなら価格も手ごろ。早速オーダーしたものが実は今日納品だった。

オーディオ機器には重厚長大が多いが、アンダンテラルゴの製品は実に軽い。性能が同じなら軽い方が絶対良い。到着したトップボードも片手で楽々持てる。それでいて叩いてもコツコツと乾いた音がするだけでまったく鳴かない。工作精度も良いし、写真付きのマニュアルも親切である。と言っても、ボードの穴にマッシュルームを合わせて付属してくるボルトで留めるだけなので、取り付けは超簡単である。

DSC_9705 (3)
出来上がりがこれなのだが、なんだかTD124じゃなくなってしまった。下半身だけどこかに忘れてきたみたいである(笑)。

見た目に違和感は残るものの、音はだいぶシャキッとした(ような気がする。)はたしてプラセボ効果か本物か、とにかく、しばらくこれで聴いてみましょう。

L1050068 (2)

その後、SeriesIVに付けていた光カートリッジとZYXをスワップして、アームをImprovedに替えた。機械剥き出しのキャビネットにアームはImprovedというTD124にあるまじきセッティングだが、ぜんぜん悪くない。なんでも試してみないとわからないものだ。
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td124

こんばんは、音の傾向は変わったりするのでしょうか?興味津々ですが、、、

No title

クールな見た目ですね。
年末年始はレコード三昧?

tempoさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございます。

この状態から元に戻さないと正確なことは言えないのですが。。印象としては、中低音のもやもやしたところが消えてシャキッとしました。

レコードを回している状態でボードを触ってみるとターンテーブルの振動が想像以上に伝わります。この振動がテーブルに戻ってしまうと音に悪さをしそうなので、なるほどその処理を受け持つキャビネットは重要だということはよくわかりました。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。お褒めいただきありがとうございます。実物を見ると当初の状態は高さが足りなかったので下駄を履かせました。

> 年末年始はレコード三昧?
そうであれば良いのですが。。大掃除やら年賀やら、それなりに業務もありますので(笑)。
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