イケダ9Cのメンテナンス

イケダの9Cを買ったのが2年前。それ以来、それなりの頻度で使ってきた。このカートリッジ、スッと爽やかに抜けていく音が他のカートリッジにはない美点なのだが、もともと中古で購入して針先がいつまで持つか不安であるし、今や製造元でも販売していないカンチレバーレスのモデルなので壊したらどうにもならない。と言う不安のために常用するには至らなかった。

いつかどこかでメンテナンスできるのであればお願いしたいと思いつつ、どこに相談したらいいものかわからずいたのだが、先日の「オーディオ風土記」でカートリッジ修理の達人のことを知り、思い切って連絡してみた。

同書でも書かれていることだが、このショップ、いまどき連絡手段が「はがき」である。最近は直接電話連絡しても構わないようだが、僕自身、どんな人かわからない相手に電話をするのはあまり得意でない。むしろプライマリーコンタクト方法であるはがきの方が良い。と思ってはがきを出したのが確か火曜日のランチタイムである。

それにしてもはがきを最後に使ったのはいつだったか。。

僕は年賀状をもう10年来出していない。プライベートで手紙を書くのはおそらく20年振りくらいである。はたしてどんなふうに書いたらいいのかよくわからなかったが、ここ3年間くらいレコードを聴いていること、イケダが気に入っているので長く使えるようメンテナンスしてほしいこと、それに携帯電話の番号だけ書いてポストに入れた。

ポストに入れてしまうとそこはかとなく不安になってきた。果たしてこれで本当に連絡がつくのだろうか?宅急便と違って追跡もできないし。こんなこと昔は当たり前だったのだが、なにもかも便利になった現代においては頼りないことこの上ない。

それ以来、バタバタと仕事をしていたので、実はすっかり忘れかけていたのだが、今日、出張帰りの新幹線で見知らぬ電話番号から電話がかかってきた。僕は知らない電話番号からかかってきた電話を通常取らないが、市外局番を見て「さては」と思ったので出てみると案の定、当該ショップからであった。

「はい、○○です。」
「わたくし、○○の○○と申します。」
「あー、良かった。これで連絡つくか不安でした。」

てな感じでやり取りがあったのち、本題であるが、イケダの9Cの場合針交換はできるがダンパーが傷んでいたりすると完全な修理は難しいらしい。その場合は諦めるしかないが、使用感覚ではダンパーには問題なさそうである。

帰宅後、早速梱包したカートリッジは先ほど旅立っていった。点検、修理が終わるまで3週間くらいかかるらしい。リフレッシュして返ってくることを祈ろう。
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