Onkyo D-TK10 (2)

昨年秋にKiso HB-1を試聴してその魅力を知ってから半年、ついに購入することにした。もちろんHB-1ではなくD-TK10を(笑)。HB-1の上位機が発表されたせいかHB-1の中古も何度か見かけたが、おそらく台数的には多く売れているであろうD-TK10の方は綺麗な中古がなかなか見つからず新品を買うかどうか逡巡していたところ、付属品すべて込みの程度の良い中古を発見したので迷わず購入した。実はしばらく前のことである。すぐ使わなかったのはスタンドを探していたため。昨年、自宅で試聴した際、このスピーカーにはバック工芸社のスタンドが合うと思ってそちらの出物を待っていたのだ。

このスピーカーのサイズから言って一回り小さいBasic05の濃い目の色のものが欲しかったが、バック工芸社のスタンドは製造販売中止になっているので中古で探すしかなく、贅沢言ってられない。最近になってようやくBasic1のメープルが見つかったので、めでたく使用開始した。

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ご覧のとおり、Basic1にD-TK10は本当にぎりぎりのサイズ。もう少しで真ん中の隙間に落ちそうだ。見つけたBasic1に付属していたのが新型のスペーサーだったら置けなかったかもしれない。筐体をを積極的に響かせるD-TK10にこれまた支柱を響かせるBasic1の組合せだともしかしたら音がボヤボヤになったりブーミーな音が出るかもと思ったが杞憂であった。

家でD-TK10を聴いた時、特にクラシックを聴く時にはやはり低音が少し物足りなかった。迫力を求めて音量を上げると高音がきつい。小編成ものだと意外なほど低音の量感が出るのだが、オーケストラには足りない。鳴らないスタンドの方が透明感は上回るかもしれないが、このスピーカーの良さを引き出すには良質な反響板のようなものが良いのではないかと思ったのがバック工芸社のスタンドを探した理由。再生中にスタンド支柱を触ると盛大に振動している。振動は木製のベース部まで伝わっているが、その下にあるコーリアンボードのおかげで床には届かない。良く出来たスタンドである。

D-TK10を入れて実感したのだが、やはり今の部屋に大きなスピーカーは無理があるようだ。38㎝とかいう大きなサイズではなく、20㎝はおろか16㎝でも部屋が音を捌けていないように感じる。以前、SCM7やFOSTEXを聴いた時にちょうど良いと感じたので、自分の好みでは、バスレフなら13㎝、密閉なら15㎝くらいが限界かなと思う。これだけスピーカーとスタンドが振動すれば定位に影響しそうだが、まったくそんなことない。歯切れ良く弾んで楽しい音楽が聴けている。こんなこと言いながらしばらくするともう少し大きいスピーカーならどんな音がするだろうか?と思うに違いないので、今までのスピーカーも温存することにした(笑)。
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