SONY PS-FL5

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レコードを聴くのは楽しいけど、手間がかかる。時間と心に余裕がある時にはそれがまた楽しいのであるが、もっと気楽にいい加減に楽しみたい時があるのも事実。そういう時にはCDを聴けばいいじゃんという意見もあろうが、うまく言えないのだがそれとこれはまた別なのである。なのでORBEにQ UPを装着してみたものの、モディファイしたSA-750にイケダという真剣仕様なので、これまたのんびりレコードを聴く感じではない。

フルオートプレーヤーに手頃なMMカートリッジを付けたお手軽仕様が欲しいと思っていたところ見つけたのがこれ。SONYのPS-FL5と言うプレーヤーである。時代はCD登場前夜、CDプレーヤー一号機が発売される直前の製品である。型番のFLはおそらくFront Loadingの意味で、その名のとおりボタンを押すと引出しみたいにターンテーブルがガーッと前に出てくる。
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出てきたターンテーブルにレコードを載せればあとはボタン一つでサイズは自動検出、アームの上げ下げの際には自動でミュートもかかるという至れり尽くせりのお利口仕様。駆動はダイレクトドライブだがモーターは原理的にコギングしない工夫がなされているらしい。この造りのおかげでラックの中段に設置することができて便利。到着した製品を見ると構造的にターンテーブルはごく薄いが、一見華奢なアームはアルミ製と思しき専用シェルともども意外と剛性が高そう。カートリッジは自重も高さもちょうどいい具合だったV15typeIVを奢ってみた。

しばらく使ってみて思うのだが、ダイレクトドライブ、フルオート、可動ターンテーブルと邪道きわまりない(笑)このプレーヤーは拍子抜けするほど普通に良い音がする。レコードの音って結局90%くらいはカートリッジとフォノイコライザーで決まるのかな?もちろんORBEやTD124と同じレベルで再生するかというと左右への広がりや低音の解像感等々いろいろ違うことは間違いない。が、あえて比較しながら聴けばの話であって、気楽にレコードを楽しむには十分なレベルだと思う。昔はこういう凝ったフルオートプレーヤーの選択肢が豊富だったが、今はエントリークラスに細々残るのみ。もう少し幅が広がると楽しいのに。
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