ハチャトゥリアン ガイーヌ他 : スヴェトラーノフ

ハチャトゥリアンと言えば「剣の舞」。小学校だったと思うが、音楽の授業でレコードを聞いて以来、この作曲家のちょっと変わった名前を忘れることはなかった。きっと子供心にとても印象的だったのだと思う。

その後、クラシックを少しずつ聴き始めた頃、クラシックの名曲をポップスのリズムに乗せてメドレーにした「Hooked on Classic」というのが世界中で大流行した。最初のLPのリリースは1981年ということだからちょうど中学生のころだ。このシリーズは今思えば驚くほど売れて続編も次々登場し、その中にはもちろん剣の舞も出てくるのだが、もう一曲、ハチャトゥリアンの曲が組み込まれていた。それがスパルタクスのアダージョだった。

高校生になり、だんだんいろいろなクラシック音楽を聴くようになり、おりしもマーラーやブルックナーといった大曲がブームになるにつれ、当然のごとく自分の中で「剣の舞」の存在は小さくなっていったのだが、そんな時聴いたスパルタクスのアダージョのメロディの魅力のおかげで、長年、ハチャトゥリアンは大好きな作曲家の一人である。

この人の曲の演奏は数種類ある自作自演に加え、やはり地元ロシアの演奏家によるものが多い。ロシアものというと演奏面では金管、打楽器炸裂(これは嫌いではない。)、他方、録音面では難ありというものが多く、ウイーンフィルを振った自作自演盤以外、なかなか良いCDに巡り合えずにいた。

で、最近、購入したCDがこれである。

590.jpg

HMVで購入したのだが、ユーザーレビューの評価はそれほどでもない。どちらかというと爆演を期待したもののそれほどでもない、という評価があるので、割とおとなしい演奏かなと思いつつ、まずはジャケットが良かった上、スヴェトラーノフでしかも安いので、ダメ元で購入。

手元に届くとジャケットの写真は思った以上にキレイだ。残念ながら撮影地の場所はクレジットされていないのだが、ロシアのどこかなのだろうか。

肝心の演奏だが、ハチャメチャではないだけで、十分迫力のある演奏である。しかも録音がすこぶる良い。ガイーヌとスパルタクスを比較するとテンポ設定でガイーヌの方がより好みであるが、両方とも自信を持ってお薦めできる出来だと思う。このコンビで「仮面舞踏会」やこのCDに入っていない組曲の演奏を聴いてみたかったものだ。
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