ショスタコーヴィチ交響曲第15番 : インバル

インバルショスタコ15

次なるショスタコ15番はインバル/ウィーン響の演奏。デュトワ/モントリオール響と同じ組合せにして半年遅れの録音。これ以外にもパッと思いつくものでゲルギエフ/マリンスキー、カエターニ/ミラノが同じ組合せ。このあたりCD販売戦略上、やはり競争があるのだろう。どれがどれだけ売れているのか統計があると面白いのに。

インバル/ウィーン響のCDはいつの間にかずいぶん手元に増えた。こうなるとわかっていれば最初から全集を求めればよかったと思うもののもはや手遅れ。あと5枚、中古を探すことにしよう。今のところインバル/ウィーン響のショスタコーヴィチにがっかりしたことはない。インバルの指揮に加え、重心が低めで金管の響きも品良く捉えたデノン(コロムビア)の録音が実に良いのだ。録音データを見る限り日本人チームによるものだが、良い仕事をしていると思う。

15番の演奏もほの暗い曲想を余すところなく表現していると思うし、ここぞと言う盛り上がりも悪くない。が、しかし、ザンデルリンク/BPOを聴いてしまうとこういうユニバーサルな演奏は分が悪い。この曲の記録として博物館に収めるならインバルを取るが、演奏に感銘を受けるのはザンデルリンクの方である。聴く順番が悪かったかな。

録音について付言すると、デッカとは違った形で非常に鮮明な音だが、ダイナミックレンジが広くて全体的に録音レベルが低い。大き目のボリュームで聴く方が良い。
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