ショスタコーヴィチ交響曲第5番 : デュトワ

デュトワ革命

あんまり15番ばかり聴いててさすがに疲れてきたので別の曲を聴いてみることにした。相変わらずショスタコーヴィチだが(笑)。デュトワ/モントリオール響のショスタコーヴィチは先日の1番/15番とこの5番/9番しかないようだ。本人は13番を録音したかったようだしN響との実演では4番も良かったらしいので、そのうち他の曲も録音してくれると嬉しい。

1番/15番の演奏を聴いて「革命」もクールで洒落た演奏を予想したのだが、予想は間違いではなかったものの、それに加えて思いのほか力感溢れる快演だった。と言って、ロシア的暴力的な演奏とははっきり一線を画す。オーケストラの隅々までコントロールの行き届いた非常に整った演奏である。1楽章終盤の盛り上がりや2楽章はいつもより重量感を感じるオケがとても良いし、3楽章では弦楽器が非常に美しい。個人的に残念なのはテンポの上がらない終楽章だが、スコアの問題もあるので仕方がない。

9番はこのコンビにいかにも合いそうな曲で実際に軽妙洒脱な佳演である。色彩感豊かでカラフル。この曲にシニカルな何かを求める人には向かないが、なかなか楽しい演奏である。録音は1番/15番と同タイミングだが、こちらの方が音が華やかに聴こえる。国内盤なのでリマスタリングされているのかもしれない。
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