Shelter Model 201

今日は久しぶりにゴルフに行った。昨日の夜、うちの近所でもところによって雪がぱらついたので天気が少し心配だったが、朝起きてみると快晴。ゴルフ場に少し積もった雪は綺麗に除雪されていてプレーに支障なかった。晴れているが風が冷たく、終日寒いゴルフだったが、なぜか今日は調子が良かった。おかげさまで良い気分で帰宅できた。

さて、先日、ピロリ菌除去のために健診を受けたクリニックを再訪した時のこと。午後診が13時からと思って2時頃訪れたのだが、時間を勘違いしていて午後診は3時からだった。1時間待つことになったので時間つぶしに隣のヨドバシカメラに立ち寄った。ここのオーディオフロアには展示品処分のコーナーがあって、時々掘り出し物がある。販売終了間際に展示品のAT50anvを買ったのもここだ。

その日はめぼしいものがないなと思って帰ろうとした時に目に入ったのがShelterのModel 201。Shelterのラインナップ中唯一のMMカートリッジである。見た目がSumikoのPearlにそっくり。おそらくModel201もPearlもエクセルサウンドのOEMカートリッジであろう。それはともかくとして、このカートリッジは前から気になっていたもの。ShelterのModel7000は手持ちのMCカートリッジの中でエース的存在。OEMとは言え、同じメーカーのMMカートリッジならテイストに合いそうである。ここに並んでいると言うことは販売終了なのだろうか。となればなおさら手に入れなくてはならない。

買ってから一週間、今日、帰宅後に装着してみた。指定の針圧が1.6g~2gなのでTD124からS2 Improvedを外し、3009S2を装着する。シェルはS2シェルにした。
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ちょうど今日、ディアゴスティーニから10枚目と11枚目のLPが届いたので、早速「サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」を聴いてみる。

イコライザーはiPhono2で聴いてみたが、なんとも言えず癒し系のサウンド。エッジが立たずにマイルドブレンド。夜、寝る前にのんびりレコードを聴くならこっちの方が良いかも。派手さのない落ち着いた音は品が良い。なくならないうちに交換針も買っておこう。

TD124その後

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昨年末にキャビネットを換装したTD124であるが、時間が経つに連れて馴染んできたのか換装直後より最近、一層快調である。

写真のとおり、ラック→エアボウのアナログ用ウェルフロートボード→アコリバのスパイク受け→リジットサブテーブルという置き方に落ち着いた。ウェルフロートボードを下に敷くとハウリングマージンを稼げることもあるが、それ以上に全高が増すことで見た目が落ち着く。リジットサブテーブルには足の長さが二種類あり、新品で買うなら僕の持っているものより足が長い方がデザイン的に合うと思う。

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アームは3009S2Improved、カートリッジはDS AUDIOのDS001でこれも変更なし。光カートリッジはSeries IVよりImprovedやSeries IIIに合う。要するにハイコンプライアンスMMカートリッジに合うアームの方がフィット感が高い。切れがいいのに重心が低いというなかなか両立が難しい要素が両立しているのが光カートリッジの良いところ。それを引き出すには軽めのアーム、軽めのシェルの方が良いみたいだ。

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使い始めてもうすぐ2年になるDS001。その後、上級機が二種類登場した。最上級機種は手の届かない価格帯になってしまったが、その技術をフィードバックしたDS001の後継機種DS002が最近発売された。イコライザーもアップグレードされてどんな音になったのだろうか?

最近、ディスコンになったDS001の展示機がぼちぼち売られている。定価から10万円強の値引きが多い。この性能、しかもイコライザー込みと考えれば個人的にはとてもお買い得だと思う。

SPU-A/E (2)

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手持ちのカートリッジでなかなか鳴らせないのがSPU-A/E。オーディオクラフトのAC3000MCに装着してちょっとは良い感じがしたのだが、しばらく聴いているとどうもなあ。う~む。

どこが不満か上手く言えないのだが、グッと来るところがない。そこそこ高いMCから思い切り安物のMMカートリッジまでいろいろ聞いて気に入ったものも気に入らないものもあるが、どれもこれも音にはそれなりの特徴があったのだが、我が家で聴くSPUは過不足なく鳴るもののキャラクターが立っていないのである。

文句があるなら他のカートリッジで聴けばいいのだが、このままお蔵入りさせるのも悔しい限り。プレーヤーを変えたり、アームを変えたり、イコライザーを変えたりしながら定期的にチャレンジを続けている。

まあ、そもそもこれぞSPUという音がどんな音かわからず聴いているのでゴールは明確には見えていない。結局、そうやって弄っているのが楽しいだけなのかなと自問自答しつつ、今日はシェルを変えてみた(笑)。

フォノイコライザーの負荷インピーダンス

昔、レコードを聴いていた頃はMCカートリッジなんて夢の世界だったので、フォノイコの負荷インピーダンスのことなんて考えたこともなかった。アナログを再開して初めてMCカートリッジを使うようになったのだが、当初はMCカートリッジをそのまま受けられるフォノイコを持っていなかったので、よくわからないままトランスやらヘッドアンプを併用することになった。

一番最初に使ったフェーズメーションのトランスは対応カートリッジのインピーダンスが1.5~40Ω、昇圧比26dbとあるので、カートリッジから見たトランスの入力負荷は100Ω強になるはず。一方、最初に使ったヤマハのヘッドアンプは入力インピーダンス切り替え式で10Ωと100Ωが選択できた。

フェーズメーションのケースではカートリッジの出力インピーダンスに対して60倍~2.5倍くらいの負荷インピーダンスということになる。ヤマハのヘッドアンプの方は切り替えによってもう少し狭い範囲で調整できそうである。が、では、一体、この両者がどの程度のバランスであれば良いかと言うことについては、実はいまだによく分かっていない。

巷間、数倍が良いという話も聞くし、十倍から数十倍くらいまでという話も聞く。トランスとヘッドアンプでは違うとか、いずれにしても受ける側がハイ受けでありさえすれば特に気にしなくて良いという説も目にしたりして混乱する。実際、Fidelixのプリアンプやフォノイコは入力インピーダンスがギガΩクラスである。結局、よくわからない。

iPhono2の入力インピーダンスは22Ωから47kΩまで選択できる。ここに公称14ΩのDL103Rを繋ぐ場合、メーカーサイトでは推奨負荷インピーダンスは1kΩと記している。今までだったらなんとなくの思い込みで100Ωか250Ωを選択して1kΩは使おうとも思わなかったと思う。

なるほどと思って、MC30WとAT50anvをiPhono2に繋いで負荷インピーダンスをいろいろ変えてみた。内部抵抗は6Ω、11.5Ωなので今までなら両方100Ωで済ませていたと思うのだが、聞き比べてみるとMC30Wは33Ω、AT50anvの方は330Ωか1kΩの音が自分には一番しっくりきた。が、これは人によって好みがわかれそうである。

こういう細かい調整ができるからアナログって面白い。

イコライザーカーブ

昨年の暮れ、iFi Audioのiphono2という小型フォノイコライザーを購入した。光カートリッジ用のイコライザーは別として、二つ目のフォノイコを何にするかすいぶん長く悩んだのだが、ようやくこれと思える製品を見つけた。決め手となったのはサイズと機能。以前、このメーカーの小型DACを所有していたが、実物は非常にコンパクトである。電源はノイズが心配なACアダプターだが、電源にもこだわりのあるメーカーなのでその点、抜かりはないだろう。機能的にはゲインや負荷を細かく設定できるし、e-RIAAというRIAAベースの標準カーブに加えてフロントのスイッチでコロンビアとデッカのカーブが選択できる。

レジェーロも高域と低域が可変できるようになっていて、その組み合わせによってこれらのイコライザーカーブに対応している。が、ほとんどのフォノイコはRIAA一本である。アンプにトーンコントロールがあればそこそこ対応できるだろうし、人によってはオーディオシステム全体の変動要素に比べたらイコライザーカーブの違いは些細な問題という考えもあるだろう。

しかし、実際、80年以前に録音されたLPを再生する場合、イコライザーカーブを変えて聴く方がしっくりくることが多い。僕は最初のうちデッカカーブと言うのはデッカ特有のカーブと思いこんでいたのだが、上述のサイトによればDGやEMIもデッカカーブであると言う。どうもDGは音が硬いと感じることが多かったのだが、案外、イコライザーカーブが合わなかったのかもしれない。

このフォノイコの第一印象は非常に静かであること。ノイズフロアが低く、ノイズの質もハムっぽさがなくて良い。それにサウンドステージが大きくて奥行きがしっかり出る。負荷の設定に応じて音の変化もわかりやすいし、ゲインも調節できるのでカートリッジの対応の幅も広い。まだまだ使い込めていないが好印象。ゆくゆくはもう一台入手してモノラル使いもしたい。

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ケーブルが左右に刺さるので美観を損なわず設置するのが難しい。

TD124のキャビネット交換

TD124を買ったのが去年の12月。ちょうど1年経った。心配した故障もなく、元気に稼働している。鉄製プラッターなのでMMカートリッジか光カートリッジを装着することが多いが、ここ最近はZYXを装着している。このカートリッジはポリカーボネートの外装であるためか内周部でもほとんど針圧が変わらない。

僕がアナログを始めてから3年くらいだが、その間、中古アナログ機材の価格はどんどん高騰している。3年前には10万円台後半でTD124が売りに出ていたのに今や40万円以上の価格がざらである。古い機械なので、きちんとメンテナンスされたものが少々高いのは仕方ないと思うが、それにしても、である。

それを考えるとこのTD124は3009S2付きにも関わらず安かった。まあ、Mk1なのにMk2のペイントだったり、S2のSMEバッジがなかったりと安い理由はいくつかあった。そのうちの一つがキャビネットである。

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ご覧のとおり、よくあるTD124のキャビネットに見えて、割と大き目の脚が付いたものである。素材はパーチクルボードなのでかなりの廉価版だと思う。見た目がファニーだし、いかにも振動に弱そうだったので脚は取り外して本体をインシュレーターに乗せて使っていたが、ちょっとした移動も不便であった。

手ごろなものがあればキャビネットを交換したいと思っていたのだが、そう思って探すとなかなか手ごろなものがない。スイス製の純正品は素晴らしい蘊蓄とともに10万円を超える価格で売られている。見た目も綺麗だし、良い音がしそうだが高いなぁ。

しばらく悩んでいたのだが、ふと思い出したのがTD321を載せようと思って、だいぶ前に中古で買ったアンダンテラルゴのサブテーブル。この交換用トップボードにTD124用があったはず。代理店に連絡してみると発注後2~3週間で納品できると言う。トップボードだけなら価格も手ごろ。早速オーダーしたものが実は今日納品だった。

オーディオ機器には重厚長大が多いが、アンダンテラルゴの製品は実に軽い。性能が同じなら軽い方が絶対良い。到着したトップボードも片手で楽々持てる。それでいて叩いてもコツコツと乾いた音がするだけでまったく鳴かない。工作精度も良いし、写真付きのマニュアルも親切である。と言っても、ボードの穴にマッシュルームを合わせて付属してくるボルトで留めるだけなので、取り付けは超簡単である。

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出来上がりがこれなのだが、なんだかTD124じゃなくなってしまった。下半身だけどこかに忘れてきたみたいである(笑)。

見た目に違和感は残るものの、音はだいぶシャキッとした(ような気がする。)はたしてプラセボ効果か本物か、とにかく、しばらくこれで聴いてみましょう。

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その後、SeriesIVに付けていた光カートリッジとZYXをスワップして、アームをImprovedに替えた。機械剥き出しのキャビネットにアームはImprovedというTD124にあるまじきセッティングだが、ぜんぜん悪くない。なんでも試してみないとわからないものだ。

Ortofon MC20SとVictor MC2E

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このところカートリッジはDS001、Model 7000、ZYX100-2、それにV15 Type4の4種類で固定していたのだが、最近、オルトフォンのMC20SとビクターのMC2Eというカートリッジが新たに加わった。

オルトフォンはアナログを始めた頃から興味津々で、これまでSPU-AE、MC30W、2M Redを試したが、どれもしばらく聴いては別のカートリッジに交換することの繰り返しで、常用するに至らなかった。MC20Sは系譜で言えばMC20W、その後のMCーQ20に連なる。MC30Wとは従兄弟みたいな関係である。

ビクターのカートリッジは初めてだ。一般的なコイルの代わりにプリントコイルを使ったダイレクトカップルと言われるカートリッジの中でMC2Eは普及版に当たるもののようである。ダイレクトカップルではMCL1000というカートリッジが凄いという話を聞いたことがあったので、どんなものだろうと思ってMC2Eを購入してみた。

MC20Sが94年発売、MC2Eは78年の発売とだいぶ古い。当然、二つとも中古だが、いずれの個体もさほど使用された形跡がなく、まあまあきれいだった。使用にも支障がない。

オリジナルの設計者がZYXを主宰しているので、勝手にMC20シリーズの音は正確でスリムなものだと思っていたが、実際、聴いてみたらイメージとは全然違った。僕の耳にはMC20Sの音は手持ちのSPU-AE(ネイキッド)にとても似ている。それでいて小さくて軽い分、システムに組み込みやすい。ZYXに比べて中低域が豊かで高域は輝かしい。思いのほか賑やかで楽しい音である。

他方、MC2Eは40年近く前に発売されたとは思えないくらいスピーディで現代的な音がする。MC20Sに比較して低音がタイトな分、バランスは中高音寄りに聞こえるが、派手なところがなく落ち着いた音がするカートリッジだ。ダイレクトカップルの目指すところはカンチレバーのないイケダに似ていると思うが、使い勝手はビクターの方が圧倒的に良い。

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写真ではうまく表現できなかったが、MC20Sの筐体はメタリックなオレンジ色でなかなかお洒落だ。こちらはOrigin Liveのアームに装着した。

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MC2Eはずんぐりむっくりとした真っ黒の筐体に収まっている。素材は不明だが、40年近く経った割には劣化はない。ただ、型番を示すフォントが年月を物語る。こちらはSeries IVに装着した。

検索キーワード

ネット検索機能を使ってこのブログを訪問してくれる方の検索キーワードを見るとアナログ関係のキーワードが圧倒的に多い。10、11月のキーワード上位十傑のうち、二月とも実に9件がアナログ関係だった。フォノイコ、カートリッジ、トーンアームのキーワードが多いが、具体的な製品名については各月でずいぶん違う。このブログで新製品を取り上げることはあまりないので、その時々でオークションに出品されたり、中古ショップに並んだ製品のことを検索される方が多いのだろう。

時間とともに移り変わる検索キーワードの中で長い間、ずっと上位にランクされているキーワードが「合研ラボ」。このブログで取り上げたのは2年以上前のことになるが、非常に根強い人気である。当時2台持っていた合研ラボのフォノイコライザーはその後両方とも売ってしまったのだが、今、考えてもコストパフォーマンスの高い良い製品だったと思う。

このブログの記事はCD/LPとオーディオ機器の感想がほとんどで、記事の数で言えばCD/LPの感想の方がずっと多いのだが、検索キーワードは圧倒的にオーディオ関連が多い。ベスト30くらいまではほとんどオーディオに関するものである。そうやって訪問していただくのはうれしいのだが、正直な感想を記しているとはいえ素人のいい加減なコメントばかりなので、話半分で読んでいただければ幸いである。

FLUX HIFI SONIC

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レコード針の寿命はどのくらいかと思ってネットで検索してみるとダイヤモンド針で200時間という記述もあれば、まめに盤面と針先をクリーニングすれば永遠に摩耗しないという意見もあって、これは意外と難問のようである。確かにダイヤモンド針に比べてレコード盤ははるかに柔らかい素材でできているが、針圧1gは単位面積数トンの圧力に相当するとか、LP両面で針は1.5㎞も溝をトレースすると言われるといつまでも使い続けることは無理だろうと思う。

いまどきのカートリッジだけを使っていれば針交換することもできるし、メジャーなMMカートリッジであればJICOをはじめとする優秀な互換針が手に入るが、古いお気に入りのカートリッジの場合はそうもいかない。それに摩耗した針で音溝を傷つけるのは避けたいところである。

盤面はレコードクリーニングマシーンを導入して以来、できる限りこまめに洗浄するようにしているが、針先のクリーニングの方はなかなか良いものがなかった。レコードをかけた後はブラシで針先を掃除したり、時々、お決まりのアルコール系クリーニング剤を用いたりしていたが、ルーペで針先をじっくり見てみるといろいろ細かい汚れが付着していてなんだかイマイチきれいになってない。アルコール系クリーニング液は多用すると副作用があると聞いていたのであんまり頻繁に使うのも憚られる。

何か良いものないだろうかと思っていた時に見つけたのがFLUX HIFIというメーカーから発売されている「SONIC」。写真の手前側中央にあるブラシ部分に針先を落とすとブラシが縦横斜めに細かく振動して針先の汚れを落としてくれるという謳い文句である。

いかにも効きそうな謳い文句に飛びついて今年の初めに買ったのだが、この製品に関しては看板に偽りなしだった。針を置く手前側がもう少し薄いともっと使い勝手が良いのだが、効果はそれを補って余りある。とても甘い香りのする成分不明の液体を一滴垂らして後は30秒~1分間くらい針をブラシの上に置いておくだけ。終わった後の針先を見ると汚れが見事に取れている。ちなみにこの振動はカートリッジのエージングにも良いらしい。おろしたてのカートリッジだけでなく、古いカートリッジにもおすすめの製品である。

トーレンス TD321Mk2

上海で開催されていたゴルフの世界選手権で松山英樹選手が優勝した。アメリカツアー3勝自体、丸山選手と並んで日本人最多に並ぶ快挙だが、何より世界ランキング上位の選手しか参加できない世界選手権で達成したところが凄い。身体の大きさも気持ちの強さも並み居る外国人選手に負けていないと思うし、それにまだ若い。これからどれだけたくさん勝つか本当に楽しみである。とにかく早くメジャーを勝ってほしいなあ。

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今日は2月に1度のプレーヤーローテーションの日。置き場所がないので我が家では稼働できるプレーヤーは最大4台だ。現在、全部で5台のプレーヤーを所有しているので常に最低1台は待機状態である。可動部分がある機械はある程度動かしておかないと調子が悪くなるので、なるべく2月に1度くらいの頻度でローテーションしている。

4台もプレーヤーあってどんな意味があるの?と思われるだろう。実は僕自身、そう思ったことがあって、しばらくの間、3台を片付けて2台体制にしたことがある。その時は1台にMCカートリッジ、もう1台に光カートリッジで使い分けたのだが、そのうちMMカートリッジが聴きたくなって、結局、もう1台引っ張り出してきた。聴き比べるとどちらも違う味わいがあって一つに決められない。さらにはフォノイコライザーもソリッドステートと真空管と二種類あって、これまたどっちもどっちで捨てがたいのだ。と言うことで、また4台体制になっている次第。まあ、そういう言い訳はともかくとして、今日、2月ぶりにTD321Mk2を引っ張り出してきた。

プレーヤーを入れ替えると、プレーヤー自体の駆動方式やプラッターの材質等音が変わる要素は山ほどあると思うが、プレーヤー自体による差はカートリッジ/アーム/フォノイコの組合せによる変化に比べたらかなり小さいと思う。ならばプレーヤーを変えずにカートリッジを交換すれば良さそうだが、TD321Mk2やORBEのようなフローティング方式のプレーヤーにイケダやSeriesIVみたいな重量級アームは載せたくない。結局、そうやって軽量カートリッジと中重量MCでプレーヤーの棲み分けができてしまうのである。

今回の入れ替えに当たって、TD321Mk2にはzyxのR100-2を組み合わせることにした。R100-2は自重が5gと非常に軽いが指定針圧は1.7g-3gと割に重めである。こういうカートリッジはどのアームに付けたら良いのか悩むが、今回初めて3009S2improvedに付けてみることにした。vinylengineのレゾナンスチャートをチェックしたが、まあ、許容範囲に収まっている。サブウェイトによる針圧印加では足りないのでメインウェイトで針圧が2gになるよう調整した。

ジャコ・パストリアスを聴いたのだが、zyxのナチュラルでシャープな表現に真空管フォノイコの熱さが加わって実に良い感じ。アームとの組合せも問題なさそうである。しばらくぶりに設置して再確認したのだが、TD321Mk2は実に良く出来たプレーヤーである。嵩張らないし、軽いし、静かでハウリングにも強い。これと言って悪いところが見当たらない。復刻版でも発売してくれたら良いのに。
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